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Re[15]: 理系蘊蓄話の修正

Posted by ht on 1998/08/23 22:40:40:
In Reply to: Re
[14]: やわクラ:第二バイオリン登場 Posted by ht on 1998/08/22 10:29:09:

>  今、気づいたのですが、赤緑青黒(RGBK)は、カラープリンタの色表現と同じですね、と、理科系のうんちく話。(笑)
>
>  もっとも、なぜ黒がKなんだと突っ込まれると「BはBlueがとっちゃったから、KeiのKなんじゃない」とギャグをこいて逃げるhtです。


 *パチクリ*

 投稿しようと、接続したら、Keiさんの投稿が1番上に。(発言時刻順)
 ここに関しては、やはりでしたので、予定通りアップします。

 「やわくら」の方は、明日以降ということでお願いします。

 インフィニティさんがいじわるく名指しで長々文を投げかけてますので、だいぶ遅れるかもしれませんが、よろしく。では、始まり始まり。






 Keiさんが、突っ込んでくれるかと思ってたのですが、化学と数学と猫学以外には手を出さないみたいですね。仕方がないので、自分でツッコミを入れます。


 ま、要するに、また、チョンボをやってしまったのです。理系と強調してるのに、そこで間違ってちゃギャグにならないので、修正させて下さい。


 パソコンで色を表現するとき、RGBの3色を混合して使います。
 RGBは、「光の3原色」と呼ばれ、 R(レッド:赤)、G(グリーン:緑)、B(ブルー:青)です。パソコンの裏面にディスプレイ接続端子としてRGBと表示されているのにお気づきの方もいらっしゃると思います。
 たとえば、黄色は、RとGを混合して作ります。RGBの3色を等分に混合すると白になります。逆に、3色を全然使わないと黒になります。

 今までは、ディスプレイの話でしたが、プリンタの場合は少し異なります。
 ディスプレイは自分で光ってますが、印刷物は反射光です。
Rの光だけを吸収するインクの場合Cに、Gの光だけを吸収するインクの場合Mに、Bの光だけを吸収するインクの場合Yに見えます。

 RGBの補色関係にあるCMYが「色の3原色」と呼ばれます。C(シアン:水色)、M(マゼンタ:紫)、Y(イエロー:黄)です。
 たとえば、緑色は、CとYを混合して作ります。CMYの3色を等分に混合すると黒になります。逆に、3色を全然使わないと白になります。

 カラー・プリンタではこの3色のインクを用意すればいいわけですが、黒も別途用意してCMYのインク量を節約する場合があります。この黒がKなのです。(blacK)

 まとめると、ディスプレイではRGBの光で、カラー・プリンタではCMYまたはCMYKのインクで色を表現するということです。
 
 ですから、RGBKはこの2つを混同してしまった、ギャグというにはチト難しすぎるギャグ(?)だったわけです。

 面倒くさいお話に、おつきあいくださったことに感謝いたします。

ここのところ、修正ばかりしている中途半端な理系、htでした。