コンサート2007

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今年、視聴したクラシック・コンサートなどの記録です。

鹿児島南高等学校吹奏楽部第2回定期演奏会
月4日(金) 雨 14:00〜 谷山サザンホール
          
鹿児島南高等学校吹奏楽部
小山 昭洋(指揮)

 
鹿児島クラリネットフィルハーモニー第5回演奏会
月23日(金) 晴 19:00〜21:00 サンエールかごしま
          
鹿児島クラリネットフィルハーモニー
中島 暢宏(指揮)
有村 さおり(ソロ・クラリネット: ウェーバー)
モーツァルト ディヴェルティメント ニ長調 K136
ロッシーニ 歌劇「アルジェのイタリア女」序曲
グリーグ 過ぎにし春
ウェーバー クラリネット小協奏曲
 (休憩)
チャイコフスキー 弦楽セレナーデ ハ長調 作品48(演奏は変ロ長調)
今夜は車は使わず、市電。交通局前から歩く。よく通ったパン屋さんはなくなっていた。

サンエールかごしま。鹿児島商工の跡地にたったホールだが、初めての入場である。

駐車場は1・2階とも「空」の表示。ありゃりゃ。理由は入場の行列を見てわかった。大半が女子高生である。ブラスバンドでクラリネットをやっている生徒たちであろう。

鹿児島クラリネットフィルハーモニー。全員女性である。今年高校を卒業した子もいる。

ソプラニーノ・クラリネット 1
ソプラノ・クラリネット(B管) 11
アルト・クラリネット 3
バセット・ホーン 1
バス・クラリネット 4
コントラバス・クラリネット 1
コントラバス 1

20時40分頃終わる。

続いて、指揮者の中島暢宏さんによると第3部、つまりアンコール。4曲。

・イエスタデイ
・ファランドール
・ピンクパンサー
・不明(拍手付き: NYコンサートのラデッキー行進曲のようなものか)

時々音が裏返るのは仕方がないのかな。クラリネットばかりだからか、キーをたたく音が打楽器みたいな味付けになり、コントラバス・クラリネットの特性なのだろうか低音と一緒に空気音が聞こえるのが気になった。

帰りも座れた。赤い三日月が西の空に浮かんでいる。ビール片手にテレビをつけたら、安藤美姫のショートプログラムが始まるところだった。
 

日本フィル第32回九州公演
2月15日(木) 快晴 19:00〜21:10 宝山ホール
          
日本フィルハーモニー交響楽団
小林 研一郎(指揮)
アナスタシア・チェボタリョーワ(ヴァイオリン)
チャイコフスキー 歌劇「エフゲニー・オネーギン」よりポロネーズ
チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲  ニ長調 作品35
 休憩(15分)
チャイコフスキー 交響曲第5番 ホ短調  作品64
前の席には、小学生と母親。2曲目の始まる前に父親が到着。子供を留守番にして夫婦で鑑賞は忍びないと思っての行動だろうが、子供は退屈そうだった。核家族の辛さだなと思う。

オール・チャイコフスキー・プロ。

ヴァイオリン協奏曲の第一楽章、カデンッアよりずっと前に、頭に血が上っていく。表現が妥当ではないですね。高揚感ということです。

チャイコフスキーを生で聴くのは、1999年1月の悲愴以来だから8年ぶり。

5番は、学生時代、生協で最初に買ったLPでした。目立たないように膝の上で、人差し指だけで指揮をしていました。
 

竹ノ内 博明 ピアノリサイタル
1月7日(日) 曇後晴 14:00〜16:00 谷山サザンホール
          
竹ノ内 博明(ピアノ)
モーツァルト 「キラキラ星」変奏曲 ハ長調 K265
ベネット ピアノソナタ第1番 ヘ短調 作品13
  (休憩)
モーツァルト ピアノソナタ ハ長調  K545
エルガー 「エニグマ変奏曲」 作品36
館内は入場の行列ができていたが、まだ案外空いていて、S席に相当する場所に着席。

ベネットとエルガー、いずれも初めて聞く曲。

竹ノ内博明さん、28歳。鶴丸高校卒業だから辛島美登里の後輩ということになる。

後ろの席に6年の時担任だったというおばさんが隣の人としゃべっていた。音楽の時間は、彼がピアノを弾いていたとか。

アンコールの1曲目は、彼が紹介したのだが、「ジョッチョのバンジョー」と聞こえた。フォスターが書いたと言っても通るような曲で、指使いの激しい技巧的なものだった。

2曲目は、紹介なしで始まったが、ショパンの前奏曲作品28の第15番。1曲目の急に対して、緩。終わって、指が鍵盤に触れて小さく鳴ったのはご愛敬。

16時終演。外の道路には、人待ちの車が並んでいる。家族で同じ趣味でない人もいるということなのだろう。迎えに来てくれるだけありがたいことではある。

 

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