コンサート2014

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今年、視聴したクラシック・コンサートなどの記録です。

   
   
キエフ・オペラ「アイーダ」  
12月17日(水) 晴 18:35〜21:45 鹿児島市民文化ホール(第1)  
主な配役
 アイーダ: オクサナ・クラマレヴァ(ソプラノ)
 ラダメス: オレクサンドル・フレツ(テノール)
 アムネリス: テチヤナ・ピミノヴァ(メゾ・ソプラノ)
 エジプト国王: セルヒィ・コヴニル(バス)
 ランフィス: セルヒィ・マヘラ(バス)
 アモナスロ: イーゴリ・エフドキエンコ(バリトン)
 使者: オレクサンドル・ジャチェンコ(テノール)
 巫女: リリア・フレヴツォヴァ(ソプラノ)

舞台総監督: ドミィトロ・フナチューク
舞台美術: タディ・リンザク/ミハイル・リンザク
衣装: オクサーナ・ルィシク

主席指揮: ミコラ・ジャジューラ
管弦楽: ウクライナ国立歌劇場管弦楽団
合唱: ウクライナ国立歌劇場オペラ合唱団
バレエ: ウクライナ国立歌劇場バレエ団
 
   
ヴェルディ 歌劇「アイーダ」(全4幕)  
   
12月5日(金)から12月18日(木)までの2週間で、2日だけの休みしかない強行軍。

オーケストラの団員の中には、いかにも疲れたと見える所作をしている人が見えた。
(フルートやファゴット。)

・非常に美しく、わかりやすい公演だった。
・ハープが聴き取れる作曲。
・obとclが、鹿児島交響楽団というか、一般的な(?)配置とは逆。
・合唱の力量、はんぱではない。

 
 
   
   
2014かごしま県民第九 第30回記念演奏会  
12月14日(日) 晴 16:02〜17:40 宝山ホール  
鹿児島交響楽団
汐澤 安彦(指揮)

松田 奈緒美(ソプラノ)
林 美智子(アルト)
高橋 淳(テノール)
大山 大輔(バリトン)
かごしま県民第九合唱団
片倉 淳(合唱指揮)
 
   
ワーグナー 楽劇「マイスタージンガー」前奏曲
ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱付」
 
   
第3楽章の、弦の移ろいに惹かれる。

いつもは、ソプラノに埋もれてしまうアルトが聴こえる。

帰宅して、晩酌時に家人が見ていたGPファイナル(KKB)。町田選手のフリーが第九。

20時からは、録画しておいた「黒服物語」(最終回)を見ていたら、また第九が流れる。

いやはや。

そして、「軍師官兵衛」の予約で、NHKの「衆議院開票速報」が録画されていたのだが、消去する前に見てみたら、全国最初の当確が、鹿児島5区。続いて、鹿児島4区、鹿児島2区、鹿児島3区、鹿児島1区の当確。しばらくして、安倍さんの当確。首相よりも、早く出るなんて、情けなき薩摩の野党。

 
   
   
白鳥バレエ創立65周年記念公演
「ヤマトタケル」
 
11月30日(日) 曇後雨 18:35〜20:32 鹿児島市民文化ホール(第1)  
主な配役
 クサヒメ: 白鳥五十鈴
 ヤマトタケル: 西野隼人
 クマソタケル: 河島真之
 村長: 土田三郎

芸術監督: 白鳥見なみ
演出構成振付: 白鳥見なみ、白鳥五十鈴
作曲: 木村雅信
台本: 有馬エミ
照明: 足立恒
映像: 立石勇人
舞台監督: 福島章

末廣誠指揮 鹿児島交響楽団
 
   
   
二管編成(トロンボーンは3本)のオケ。チェロは3台、コントラバスは2台。

パントマイムの知識、あるいは、あらすじを知らないと、わかりにくいお話だろう。

 
 
   
   
国際大学教会音楽シリーズ No.4
オラトリオ「天地創造」
 
11月27日(木) 晴 18:30〜20:55 鹿児島県民交流センター 県民ホール  
ウーヴェ・ハイルマン 指揮
鹿児島国際大学<天地創造>合唱団
鹿児島国際大学<天地創造>合奏団
 
   
ハイドン オラトリオ「天地創造」 Hob.21-2

第1部、第2部
(休憩 15分)
第3部
 
   
   
ソリストは、教育的見地からの複数キャスト。例えば、ガブリエルは、ソプラノ4名。

合奏団、前回の「後宮からの誘拐」では学生だけの小編成だったが、今回は講師や学外協力演奏家が多数参加している。

ミサ曲や受難曲は、CDなどで聴いたことはあるが、オラトリオは媒体でも生でも初めてである。鹿児島でこういうことが行われつつあることに、感謝する。アーメン。

 
 
   
   
ゴウ芽里沙ピアノリサイタル  
11月24日(月) 曇後雨 14:03〜15:43 鹿児島県民交流センター 県民ホール
ゴウ芽里沙(ピアノ)
木佐貫茜、久保吹音(ヴァイオリン)、安楽聡子(ヴィオラ)、有村航平(チェロ)
 
   
ショパン スケルツォ第1番ロ短調 作品20
ショパン スケルツォ第2番変ロ長調 作品31
ショパン スケルツォ第3番嬰ハ短調 作品39
ショパン スケルツォ第4番ホ長調 作品54
(休憩 15分)
ショパン ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 作品21
 
   
   
ゴウさんの演奏を聴くのは、4回目と思う。

本人がアンコール前に語っていたように、「挑戦的なプログラム」だった。

聴く身から言えば、協奏曲のほうが気楽だった。

 
 
   
   
石堂優二郎 テューバリサイタル  
11月23日(日) 晴 14:00〜15:48 サンエールかごしま  
石堂 優二郎(テューバ)
桃坂 寛子(ピアノ)
 
   
ニューキッド (アンナ・ボーズヴィーク)     
テューバとピアノのためのソナタ (ブルース・ブロートン)      
ヴァルトホルンと管弦楽のための協奏曲 変ホ長調 (リヒャルト・シュトラウス)    
(休憩 15分)
12の練習曲 作品25より 第11番「木枯らし」 (フレデリック・ショパン)     
テューバチューンズより4楽章 ブルース (アーサー・フラッケンポール)    
バレエ「明るい小川」 作品39より アダージョ (ドミートリイ・ショスタコーヴィチ) 
バス・テューバと管弦楽のための協奏曲 (レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ)
 
   
   
聴衆の大半が、女子高生と思われる。

みやまコンセールでの彼の演奏(11月8日)を聴いて、今日のも聴いてみようと思った。

膝にのせているバッグが振動するほどの音量。腹の皮は震えなかったが、困ったことにはホールの備品がビリビリ鳴っていて、興ざめ。

4曲目、5曲目は、それぞれ、ピアノ、テューバの独奏。

退場時、お土産の安納芋を、石堂さんが手渡し。

 
 
   
   
FLUTE & OBOE Vol.8 MOZART IS HERE !  
11月21日(金) 雨 19:00〜20:45 サンエールかごしま  
浅生 典子(フルート)
片倉 聖(オーボエ)
長田 新太郎(ヴァイオリン)
安楽 聡子(ヴィオラ)
原田 哲男(チェロ)
竹下 智子(ピアノ)
 
   
歌劇「魔笛」より
 第1曲 私は鳥刺し
 第2曲 なんと美しい絵姿
 第9曲 恋をすればだれでも楽しいものだ
 第13曲 復讐は心の地獄のように胸に燃え
 第17曲 恋人か女房があればいいが
フルートソナタ ヘ長調 K.13
オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370
(休憩 15分)
フルート四重奏曲 イ長調 K.298
アダージョ K.580a
アダージョとロンド K.617
 
   
   
浅生さんの大学時代の先生が、「バッハは、高い山。モーツァルトは、美しい山。」と仰られたとか。

アンコールは、トルコ行進曲を、フルート、オーボエ、ピアノで。

 
 
   
   
鹿児島交響楽団第83回定期演奏会  
11月9日(日) 曇 15:05〜17:15 宝山ホール  
福冨貴子、内真奈美(ソプラノ)、池水扶佐子(アルト)
前野佳恵(ピアノ)
シャンテ・ブリュー(合唱)

片倉淳指揮 鹿児島交響楽団
 
   
ヴィヴァルディ グローリア RV589
(休憩 10分)
ストラヴィンスキー バレエ組曲「プルチネルラ」(1949年版)
(休憩 10分)
ストラヴィンスキー バレエ組曲「ペトルーシュカ」(1947年版)
 
   
   
ヴィヴァルディとストラヴィンスキーという異色の組み合わせ。

「ペトルーシュカ」の最中に、着信音がピリピリと鳴り響く。こういうやからは、永遠に絶えないのだろうか。

予想通り、アンコールはなし。

 
 
   
   
みやまコンセール開館20周年 謝恩コンサート
音楽“あらかると”
 
11月8日(土) 曇 14:00〜15:45 みやまコンセール  
【ピアノアンサンブル】
 ラヴィニャック ギャロップ・マーチ(1台12手)
 田丸彩和子 夜の遊園地(6手)
 伊藤康英 ピアノ・レーサーズ(2台12手)
  【演奏】 入来慶子、上片平奈々、中島千穂、福重真紀、本蔵理恵、山下早穂子

【古楽合奏と歌曲】
 ヴィヴァルディ コンサートグロッソ 作品3の8 第1楽章
 パーセル ひとときの音楽
 バッハ コラール カンタータ BWV36 第2部より
  【演奏】 愛川義夫、川野貴之、濱田貴志、春花美咲

【フルート四重奏】
 八木澤教司 フィオリトゥーラ
 リムスキー=コルサコフ 交響組曲「シェエラザード」より「若い王子と王女」
  【演奏】 木村紀子、関めぐみ、中島真理子、福島亜紀


【弦楽五重奏】
 テレマン 4つのヴァイオリンのための協奏曲
 ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ
 R.ロジャーズ シャル・ウィ・ダンス
  【演奏】 木佐貫茜、久保吹音、重森敬子、中堂園都乃、福原洋子

【混合管楽合奏】
 レハール 喜歌劇「メリー・ウィドウ」セレクション
  【演奏】 赤崎公美、石堂優二郎、大山瞳、進史絵、堂園さおり

【女声合唱】
 三浦和夫(作詞・訳詞)/クルシュマン みのりのうた
 野上彰(作詞)/小林秀雄
 高野辰之(作詞)/岡野貞一/源田俊一郎(編曲) ふるさとの四季
  【演奏】 池水扶佐子、稲森奈津子、大嵩桃代、瀬戸口美希代
        手塚洋子、槇真理香、三浦かおり、高取裕美(ピアノ)
 
   
   
〜みやまコンセールより20年間の感謝をこめて
 みやまコンセール協力演奏家32名による“ありがとう”コンサート〜

それぞれに、質の高い演奏だったが、結局、人間の声が一番なのかなと思ってしまった。

 
 
   
   
Gaura Concert Vol.1 弦楽器 管楽器の調べ  
9月17日(水) 晴 18:30〜20:50 かごしま県民交流センター 中ホール  
森山仁美(フルート)
坪池泉美(オーボエ)
小田美代子、古川邦彦(クラリネット)
ルーカス・ボーツ(ホルン)
浦野さやか(ファゴット)
後藤龍伸、城田恵(ヴァイオリン)
上山文子、安楽聡子(ヴィオラ)
関原弘二(チェロ)
時津りか(コントラバス)
 
   
ヒンデミット 木管五重奏曲 小室内楽曲 作品24−2
山本教生編曲 日本の歌
モーツァルト クラリネット五重奏曲イ長調 K.581
(休憩 15分)
モーツァルト 木管三重奏のためのディヴェルティメント第4番変ロ長調 K.439b
モーツァルト 弦楽五重奏曲第4番ト短調 K.516 第1楽章
シュポア 九重奏曲 作品31
 
   
   
前庭は、週末にある「KTSの日」の会場設営をしていた。

中ホールには初めて入る。200席位か。室内楽には手ごろな広さで、ある意味贅沢な空間である。

ヒンデミットとシュポアは初めて聴く曲だったが、モーツァルトや日本の歌をはさんでおり、楽しいプログラムだった。

N響定演でよく2番オーボエを吹いている坪地さんが鹿児島公演だけの参加だった。

メンバーは、福岡在住の演奏家がメインのようだが、Vol.2、Vol.3と開催されることを祈る。

アンコールは、12名全員で、「ふるさと」。

 
 
   
   
堂園さおり クラリネットリサイタル  
9月12日(金) 晴時々曇 19:04〜20:30 サンエールかごしま  
堂園さおり(クラリネット)
桃坂寛子(ピアノ)
 
   
ヴィドール 序奏とロンド
ウェーバー 協奏的大二重奏曲 作品48
(休憩 15分)
ブルグミュラー 二重奏曲 作品15
ブラームス ソナタ 作品120−1
 
   
   
2週続けて、同じ場所でのクラリネットリサイタル。しかも、ウェーバーとブラームス(こちらは、1番だが)は、かぶっている。

苗字が変わる前から知っているさおりさんなので聴きに来た。個人的にではなく、コンサートで見知っているというだけの関係だけど。

 
 
   
   
晩夏の南国にそよぐ ドイツ・デトモルトの秋風  
9月5日(金) 曇 19:00〜21:00 サンエールかごしま  
T.リントホルスト(クラリネット)
有元 裕子(ピアノ)
 
   
プーランク クラリネットとピアノのためのソナタ FP.184
ドビュッシー 喜びの島 L.106 イ長調
ブラームス クラリネットとピアノのためのソナタ 作品120-2
(休憩 10分)
シューマン 幻想小曲集 作品73
ウェーバー 協奏的大二重奏 変ホ長調 作品48
 
   
   
最初と休憩後、村原(田中)京子先生による解説が10分位ずつ。

甲南高校、鹿児島大学を卒業して、ドイツに留学・在留という有元さんの故郷でのコンサート。
現在、非常勤講師を務めているデトモルト音楽大学の教授であるリントホルストさんとのデュオ。

ドビュッシーだけが、ピアノ・ソロ。

アンコールは、ホロヴィッツのソナチネ第2楽章。

 
 
   
   
鹿児島オペラ協会 '14オペラ名曲コンサート  
8月29日(金) 曇一時雨 19:00〜20:45 宝山ホール  
<企画・演出> 堅山 博之
<合唱指導> 久保 扶佐子
<コレペティトゥーア> 引地 えり子
<ピアノ> 原田 陽子、引地 えり子、宮園 智帆
<出演者> 池水成孝、池水扶佐子、大澤敏子、大村正一、上假屋恵、久保扶佐子
        河野誠紀、小島智子、瀬戸口浩、瀬戸口美希代、高風勝治、竹元靖明
        田中真一郎、中村伊津美、長薗誠、西澤明、西澤栄子、福冨貴子
        森山香織、遊喜ミチ子、米山博美
        鹿児島オペラ協会合唱団
 
   
第1部 “オペラ座の夜”
ニコライ 歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」より “月の出の合唱”
プッチーニ 歌劇「ジャンニ・スキッキ」より “私のお父さん”
モーツァルト 歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」より “風は穏やかに”
グノー 歌劇「ロメオとジュリエット」より “愛らしい天使よ”
フロトー 歌劇「マルタ」より “市場の合唱”
ヴェルディ 歌劇「ドン・カルト」より “我らの胸に友情を”
オッフェンバック 歌劇「ホフマン物語」より “舟歌”
プッチーニ 歌劇「ラ・ボエーム」より “それでは、本当にお別れなんだね”
ヨハン・シュトラウスII世 喜歌劇「こうもり」より
“客を招くのは私の趣味で”、“時計の二重唱”、“シャンパンの歌”

(休憩 20分)

第2部 〜歌劇「ヘンゼルとグレーテル」ハイライト〜
 
   
   
   
 
   
   
鹿児島伯林的管弦楽団 演奏会  
8月17日(日) 晴 15:00〜16:40 宝山ホール  
鹿児島伯林的管弦楽団
末廣誠(指揮)
宮原真紀(アルト)
シャンテ・ブリュー(女声合唱)
鹿児島市立少年合唱隊(児童合唱)
 
   
マーラー 交響曲第3番ニ短調  
   
   
15列に空席を見つける。両脇は空いていて、ラッキーと思ったのだが、前後のオバちゃんたちがうざかった。合唱がつくとその関係者(家族・親戚など)が観客に混じることが多く、マナーが落ちることが多い。

35分位で第1楽章が終わったところで、アルトと合唱団が入場。最初から登壇していると待ち時間が長いのだろう。アルトは、第4楽章と第5楽章。合唱団は、第5楽章だけの出番である。

第3番、一番長い交響曲とか。手持ちのCDも第6楽章は、2枚目に収録されている。

アマチュアが破綻なく演奏なんて無理だろうと思える立派な演奏だった。それにしても、末廣さんが暗譜だったのには、驚いた。

花束をもらった末廣さん、観客席の有馬さん(シャンテ・ブリューの合唱指導)に手渡すために、舞台から降りて来た。

 
 
   
   
創立50周年記念 MBCユースオーケストラ定期演奏会  
8月16日(土) 曇 17:30〜19:20 鹿児島市民文化ホール(第1)  
MBCユースオーケストラ
尾崎晋也(指揮) 
若林顕(ピアノ)
 
   
グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミーラ」序曲
グリーグ ピアノ協奏曲イ短調 作品16
(休憩 15分)
アンダーソン
 舞踏会の美女、クラリネットキャンディ、トランペット吹きの休日、フィドル・ファドル
ストラヴィンスキー バレエ組曲「火の鳥」
 
   
   
台風11号の影響で、1週間延期になったコンサート。実際には先週開催でもOKの風雨だったが、安全を期してだからいたしかたあるまい。延期で聴けなくなった人たちには残念だろうが。

ヴァイオリンを左右に配置。16名ずつと多人数。トレーナーの石井宏明さんと久保吹音さんが、第2ヴァイオリンのラストに座っているのだが、音量的には目立つわけで、バランスを崩していた。

北欧の音楽、夏に聴くには最適。

そして、「火の鳥」。来年の、第30回国民文化祭・かごしま2015でも演奏するとのこと。

「ペトリューシュカ」、「春の祭典」も他のオケで演奏されるとのこと。バレエも一緒にやってくれればというのは、高望みか。

ちなみに、司会は、MBCの樺島彩アナウンサー。小顔で8頭身の美人。ズバかごのMCとは違い、緊張しているようにみえた。

 
 
   
   
ミュージカル 「王様と私」  
8月5日(火) 曇 18:00〜21:00 宝山ホール  
【作曲】 リチャード・ロジャース
【作】   オスカー・ハマースタインII
【出演】  シャム王: 松平健
      アンナ: 紫吹淳
      タプチム: はいだしょうこ
      ラムゼイ卿: 橋爪淳
      チャン夫人: 花山佳子
      総理大臣: 磯部勉
      ルンタ: 石井一彰
      サイモン王: 真島茂樹   
      オルトン船長: 園田裕久
       ほか 
【演出】 山田和也
【振付】 真島茂樹
【訳】   森岩雄・高田蓉子
【訳詞】 岩谷時子
 
   
   
ホールの掲示板のポスターには「完売御礼」のシールが貼ってあった。
SS席で3,500円だから、さもありなんと思う。

私の席は、残念ながらだった。前の右に座ったのだが「ばかでかい」男で、体を傾けて、隙間を通してでないと舞台が見えないのだった。とほほである。 

紫吹淳の小顔がドレスに映えていた。

また、伏線にもなっている劇中劇が、スパイスとなっていて興味深かった。カーテンコールでサイモン王が振付の真島茂樹であったことに気づく。

 
 
   
   
第35回霧島国際音楽祭 ファイナル・コンサート  
8月3日(日) 曇 14:05〜16:05 みやまコンセール  
ピアノ: エリソ・ヴィルサラーゼ
高関健指揮 ファイナル・コンサート・オーケストラ
(序曲は、榊真由。協奏曲は、下野竜也の指揮)
 
   
ウェーバー 歌劇「オベロン」序曲
シューマン ピアノ協奏曲イ短調 作品54
(休憩 15分)
R.シュトラウス 歌劇「ばらの騎士」作品59より ワルツ集
R.シュトラウス メタモルフォーゼン
 
   
   
階段入口に、「完売」の掲示板があったが、私の隣は空席。その左は、伊藤知事。
警備上の対応かもしれない。

二つ前の席は、練木さん、パクさん。右は、一つ置いて、店村さん、菊地さん、田中さん。
相変わらずの最終日の座席である。

真由とあるから女性と思っていたが、男性だった。音楽祭賞を受賞した指揮クラスの受講生である。丁寧な指揮ぶりである。退場後、下野さんに声をかけられているのが見えた。
(失礼しました。やはり、女性でした。8月27日放送の「どーんと鹿児島」で確認しました。)


ヴィルサラーゼさんに、下野さん、よく合わせていたと思う。

メタモルフォーゼン、昨年の樫本大進プロデュースで、七重奏版で聴いているわけだが、オリジナルを見て聴いて、なるほど、「23の独奏弦楽器のための習作」の副題をもつという意味がわかった。

例えば、第1ヴァイオリン。コンサートマスターだけが独奏するというのは、たまにあるが、この曲では4・5個のグループに分かれているような感じを受けるほど、分散して弾くことが多い。

上記が弦楽のみなので、一旦退出していた管楽器・打楽器群が再入場して、アンコールは、恒例の「マイスタージンガー」前奏曲。
 
   
   
第35回霧島国際音楽祭 キリシマ祝祭管弦楽団公演  
7月31日(木) 雨 19:00〜21:00 宝山ホール  
ヴァイオリン: ダニエル・ゲーデ
チェロ: 堤剛
ピアノ: クシシュトフ・ヤヴウォンスキ
下野竜也指揮 キリシマ祝祭管弦楽団
 
   
ベートーヴェン 序曲「コリオラン」 作品62
ベートーヴェン ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調 作品56
(休憩 15分)
ベートーヴェン 交響曲第6番ヘ長調 作品68「田園」
 
   
   
第一ヴァイオリンに、成田達輝、川久保賜紀の姿も見られる。受講生の篠原さんも。チェロの6名は、全て顔がわかる。

序曲が終わって、ステージにピアノをセットしている最中、携帯の呼び出し音が鳴り響く。隣のおばさんが「まだこんな人がいるのね。」とつぶやいていたが、同感である。それにしても、演奏中でなくてよかった。

三重協奏曲、26日のアフター・コンサート・トークでヤヴウォンスキさんが、室内楽のつもりで弾くと言っていたが、確かに、ピアノ三重奏曲にオーケストラの伴奏がついている感じも受けた。

キリシマ祝祭管弦楽団公演は、下野さんのベートーヴェン・チクルスの第1回から聴いているので、これで6度目になるわけだが、今までで最高の出来だったと思う。

アンコールは、ベートーヴェン 歌劇「フィデリオ」から行進曲。
 
   
 
   
   
第35回霧島国際音楽祭 音楽の散歩6〜9 & ロビー・コンサート2〜4  
7月27日(日) 晴 11:30〜17:39 みやまコンセール  
   
10時10分頃、到着。車内で早めのランチ。開演まで、ベンチで新聞を読む。

11曲中、CD(あるいはLP)を持っているのは3曲で、ほとんどが初めて聴く曲である。

3つの休憩時間は、ロビー・コンサート@小ホールで過ごす。

最初の、森山まひる。終盤でヴァイオリンの弦が切れるハプニング。
他の演奏者と違い、にこにこしながら演奏する。いい意味で不気味である。

ピアノは、3名。
滝まりな。服装がドレスでなかったので、左足の踏ん張りがわかってよかった。
樋口智樹。潔癖症なのか、ハンカチで鍵盤を拭く。細身、大丈夫?
Jonathan Shin。シンガポール。表現は、一番良かったのだが、ルックスが。

最後の2名は、チェロ・クラスの水野由紀と上村文乃。たまたま、真正面に座ってしまったので、存在感(鼻息)を感じてしまった。
 
   
   
音楽の散歩6 11:30〜12:20
ポール・エドモンド=デイヴィス プロデュース
〜High and Low〜
フルート: ポール・エドモンド=デイヴィス
チェロ: パク・キュンゴク
ピアノ: 今井彩子
バッハ フルート・ソナタホ長調 BWV1035
ツェルニー 協奏的幻想曲 作品256
ゴーベール 「3つの水彩画」より セレナーデ
ダマーズ 演奏会用ソナタ
 
音楽の散歩7 13:15〜14:00
菊地知也 プロデュース
〜人の声に近い音色のチェロ。
   チェロと低音楽器が紡ぎだす上質なコンサート〜
チェロ: 菊地知也
ファゴット: 井上俊次
ヴィオラ: 篠崎友美
コントラバス: 吉田秀
モーツァルト ファゴットとチェロのためのソナタ変ロ長調 K.292
ベートーヴェン 2つのオブリガート眼鏡付きの二重奏曲変ホ長調 WoO.32
ロッシーニ チェロとコントラバスのための二重奏曲ニ長調
   
音楽の散歩8 15:00〜15:45
三界秀美 プロデュース
〜ロマン派の残滓−ウィーン、第1次大戦前後〜
クラリネット: 三界秀美
ヴァイオリン: 山本友重
ヴィオラ: 鈴木学
チェロ: 田中雅弘
ピアノ: 占部由美子
ベルク 4つの小品 作品5
シュミット クラリネット五重奏曲変ロ長調
 
音楽の散歩9 16:45〜17:39
店村眞積 プロデュース
〜五大ピアノ五重奏曲のひとつ ドヴォルザーク〜
ヴァイオリン: 藤原浜雄、川久保賜紀
ヴィオラ: 店村眞積
チェロ: ホワン・ソジン
ピアノ: 練木繁夫
シューベルト アルベジオーネ・ソナタイ短調D.821より 第1楽章
ドヴォルザーク ピアノ五重奏曲第2番イ長調 作品81
   
   
第35回霧島国際音楽祭  音楽の散歩5 スーパー・ピアノリサイタル
エリソ・ヴィルサラーゼ 〜女流ピアニストの最高峰〜
 
7月26日(土) 曇時々晴 16:00〜17:44 みやまコンセール  
ピアノ: エリソ・ヴィルサラーゼ  
   
モーツァルト ドゥゼードの「ジュリ」の「リゾンは眠った」による9つの変奏曲ハ長調 K.264
ブラームス ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 作品1
(休憩 15分)
ハイドン アンダンテと変奏曲ヘ長調 Hob.XVII:6
シューマン 交響的練習曲 作品13
 
   
   
ヴィルサラーゼ、寡聞にして知らなかったのだが、恥ずかしい話なのだろうね。

モーツァルト、ハイドンは初めて聴く曲。
ブラームスは、CDで1度だけ聴いた曲。
シューマンは、CDやFMで数回聴いた曲。

左3席が空席で、集中できた。というのも変な話だが。

アンコールが2曲。1曲目は、ショパンのマズルカ。2曲目も、ショパンだな思ったが、
掲示板で、「マズルカ嬰ハ短調 作品30−4」、「ワルツ変イ長調 作品34−1」と判明。
   
   
第35回霧島国際音楽祭  音楽の散歩2 川久保賜紀プロデュース
〜世界で活躍するソリストたちの饗演〜
 
7月21日(月) 晴 16:03〜17:44 みやまコンセール  
ヴァイオリン: 川久保賜紀
チェロ: 趙静
ピアノ: クシシュトフ・ヤブウォンスキ
 
   
モーツァルト ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番ト長調 K.423
ラヴェル ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
(休憩 15分)
ドヴォルザーク ピアノ三重奏曲第4番ホ短調 作品90「ドゥムキー」
 
   
   
vnとのデュオ。相手がピアノではなく、弦楽器とは。この世に存在したのだ、このカップル。

こんなことを教えてもらえるのが、霧島国際音楽祭の楽しみの一つである。

ちなみに、二つ位後の席で、1分おきに舌打ちをする男性。みやまコンセールで、こんな不快な目にあうことは珍しい。
   
   
第35回霧島国際音楽祭  音楽の散歩1 成田達輝プロデュース
〜世界が注目する若きスペシャル・デュオ〜
 
7月21日(月) 晴 13:00〜14:40 みやまコンセール  
ヴァイオリン: 成田達輝
ピアノ: 萩原麻未
 
   
モーツァルト ヴァイオリンソナタ第28番ホ短調 K.304
ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ第5番ヘ長調 作品24「春」
(休憩 15分)
J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番ハ長調 BWV1005より 第1楽章、第2楽章
ストラヴィンスキー イタリア組曲
 
   
   
萩原さんの伴奏に惹かれた。

手持ちは、「フランスの情景〜小林美恵、萩原麻未と仲間たち〜」(BSp)しかないのだが、観なおしてみようと思う。

終演後、サイン会を終えて、ホワイエで二人を迎えたトークが15時30分まで。
 
   
   
第35回霧島国際音楽祭 スペシャル・ガラ・コンサート
〜音楽祭・世界のアーティストが奏でる華麗な協奏曲ガラ・コンサート〜
 
7月20日(日) 晴 15:30〜17:50 みやまコンセール  
ヴァイオリン: ローター・シュトラウス、藤原浜雄、松原勝也
ヴィオラ: 店村眞積
チェロ: パク・キュンゴク
ピアノ: 練木繁夫
フルート: ポール・エドモンド=デイヴィス
高関健指揮 鹿児島交響楽団
 
   
スメタナ 交響詩「我が祖国」より ボヘミアの森と草原にて
J.S.バッハ 2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV1043
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番ト長調 作品58 第1楽章
(休憩15分)
J.シュトラウスU ポルカ「クラップフェンの森で」 作品336
J.S.バッハ 管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV1067より
ブルッフ ロマンス 作品85
ハイドン チェロ協奏曲第1番 Hob.Zb-1 第1楽章
サン=サーンス 序奏とロンド・カプリチオーソ 作品28
 
   
   
コンサートマスターに山本友重さん、チェロに上村文乃さんを迎えての鹿児島交響楽団。

休憩後、高関さんが始めようとして、後を振り返る。まだ客を入れていたのだ。十数名が遅れて入ってくる。一人ぐらい、「すみませんでした。」と声を出す人がいるかなと思ったが。

管弦楽組曲の中で、フルートと各弦から1名(計5名)の掛け合いがあるのを目で見て初めて知る。いい加減なCDの聴き方をしているものだ。

ホールを出ると、すぐ前をスーツ姿のおじさん3名が話しながら歩いていく。真ん中は伊藤知事だった。
 
   
   
第35回霧島国際音楽祭 トークイベント
「指揮者のお仕事」
 
7月18日(金) 晴 16:15〜17:30 かごしま県民交流センター リハーサル室
下野竜也、高関健、海老原光  
   
アフタヌーン・コンサートが、予定より長時間になってしまって、開始が15分繰り下げられた。

海老原さんは、MBCユースとのリハーサルがあるので、途中で退出。

・指揮者を志望した理由
・初めて指揮した時と曲
・指揮者の仕事(演奏会での指揮以外の)
・ソロイストとのやり取り
・好きな作曲者、嫌いな作曲者
・世界のオケで振りたいのは
・最後に振りたい曲は
  などなど
 
   
   
第35回霧島国際音楽祭 音楽の散歩 in かごしま
アフタヌーン・コンサート
 
7月18日(金) 晴 15:03〜16:00 かごしま県民交流センター 県民ホール  
ヴァイオリン: 鈴木理恵子
ピアノ: 若林顕
 
   
エルガー 愛の挨拶
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 作品24「春」〜第1楽章
ファリャ 「7つのスペイン民謡」より ホタ、ナナ、ポロ
ショパン 練習曲 作品10−3「別れの曲」
ショパン 英雄ポロネーズ
マスネ タイスの瞑想曲
モンティ チャルダッシュ
 
   
   
今年は、ガラ・コンサートではなく、これがスタートとなる。

アンコールは、シューベルトのアヴェ・マリア。
 
   
 
   
   
   
鹿児島大学学友会管弦楽団 第91回定期演奏会  
7月5日(土) 曇時々晴 18:30〜20:25 鹿児島市民文化ホール(第2)  
鹿児島大学学友会管弦楽団
平川範幸(指揮)
渡邉ゆづき(vn)
渡邉信一郎(va)
 
   
ドヴォルザーク 序曲「我が家」 作品62
モーツァルト ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調 K.364
(休憩 15分)
ドヴォルザーク 交響曲第8番ト長調 作品88
 
   
   
Kバレエが終わって、外で軽い夕食を済ませて、再び、市民文化ホールへ。今度は第2だ。

最初と最後(アンコール)は、初めて聴く曲で、得した気分。

モーツァルト、やはり美しい。

休憩をはさんで、ドヴォルザーク。難しい曲なんだね、前半は無難に演奏していたのに、乱れがちらほら。それでも、メロディに酔いしれる。

アンコールは、ドヴォルザークのアメリカ組曲から第5曲アレグロ。と、掲示されていたが。
 
   
   
   
熊川哲也 Kバレエカンパニー<15周年記念公演>
「ロミオとジュリエット」
 
7月5日(土) 曇時々晴 14:00〜16:50 鹿児島市民文化ホール(第1)  
主な配役
 ロミオ: 熊川哲也
 ジュリエット: ロベルタ・マルケス
 マキューシオ: 伊坂文月
 ティボルト: 遅沢佑介
 ベンヴォーリオ: 伊澤諒
 ロザライン: 山田蘭
 パリス: 宮尾俊太郎
 キャピュレット卿: スチュアート・キャシディ
 キャピュレット夫人: 酒井麻子
 乳母: 前田真由子
 僧ロレンス: ブレンデン・ブラトーリック
 僧ジョン: 笹本学

芸術監督: 熊川哲也
演出・振付: 熊川哲也
音楽: セルゲイ・プロコフィエフ
原作: ウィリアム・シェークスピア
舞台美術・衣装: ヨランダ・ソナベンド
照明: 足立恒

井田勝大 指揮 シアター・オーケストラ・トーキョー
 
   
ネットの抽選販売で購入できたので、Kバレエ4度目にして、初めて1階の席。

しかも、一番前の席だった。オケ・ピットを挟んで、舞台はすぐ目の前。ダンサーの表情もはっきりとわかる。欠点は、群舞を俯瞰で見られないことくらいかな。

ジュリエット、少女から女に変わっていくところをよく演じていた。ただ、最後の場面、仮死状態でロミオに抱えられて棺の上に乗せられるとき、足が動いたのはミスだよね。

ところで、すぐ後の席に親子連れがいたのだが、終演直前に、その女の子が「つまんない。帰りたい。」と。

このお母さん、17,500円も払って子供にも見せたかったのだろうが、とほほである。

いずれ、私も孫娘を連れて行くことがあるだろうが、演目を選ばねば同じ目にあうかもしれないなと思った。

カーテンコールは、主な出演者と指揮者のみで、娘たちや若者たちは出てこなかったのは残念。
 
   
 
   
   
鹿児島交響楽団 第82回定期演奏会  
6月22日(日) 雨 15:00〜16:40 宝山ホール  
鹿児島交響楽団
金 聖響(指揮)
 
   
ベートーヴェン 交響曲第2番ニ長調作品36
(休憩 20分)
ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調作品92
 
   
   
対向配置。

第1ヴァイオリンが左手前、第2ヴァイオリンは右手前。左奥にコントラバス5席。その右にチェロ7席。チェロと第2ヴァイオリンの間にヴィオラ。

中央奥に木管8席(2管×4)。その右に、ティンパニー、トランペット2席。ホルン4席が、木管の左。

金さん、指揮台なし、楽譜なし(暗譜)。

2番、生で聴くのは、3度目かな。私には第1楽章は根付いているのだけど、他はいまだしという感じ。

7番、楽章間、ほとんど切れ目なく演奏。疾走感。弦と木管は快走。ホルンは、悔しい。

私の右横のおばさん二人、左後ろのおじさん二人、演奏中におしゃべり。傘でぶんなぐっている様を想像してしまった。こういう人たちや、それを注意できないでネットで愚痴っている私のようなのが、日本を駄目にしてしまったのだろうか。

アンコールは、7番の第4楽章を5分ほど。
 
   
 
   
   
ベルリン・フィルハーモニー・ホルン・カルテット  
4月25日(日) 晴 14:00〜15:45 みやまコンセール  
シュテファン・ドール
クラウス・ヴァレンドルフ
ファーガス・マックウィリアム
サラ・ウィリス
 
   
第1部: Horns from the Animal to the Concert Stage
・ロッシー二: 狩の集い
・ユーリセン編: 「シャソマニエ」より3つの小品
・ボザ: 4本のホルンのための「組曲」
・R.シュトラウス: ティル・オイレンシュピーゲル・ブルース

(休憩 20分)

第2部: Around the World with the Berlin Phil Horns
・ウェーバー: 「魔弾の射手」より狩人の合唱(ドイツ)
・デンツァ / ミシェル編: フニクリ・フニクラ(イタリア)
・デ・ファリャ / ヴァレンドルフ編: 「三角帽子」より『粉屋の踊り』(スペイン)
・J.シュトラウス/マルティネ編: ピツィカート・ポルカ(オーストリア)
・ラリオーノフ / ミシェル編: カリンカ(ロシア)
・ベラスケス / パンタレオン編: ベサメ・ムーチョ(中南米)
・オーストラリア民謡 / デイヴィス編: ワルチング・マチルダ(オーストラリア)
・リンダ / ヴァレンドルフ編: ライオンは寝ている(アフリカ)
・日本民謡 / 柏原 賢編: ずいずいずっころばし(日本)
 
   
   
予想通り、高校生の観客が目立つ。吹奏楽でホルン担当の女子達だろう。

ホルンって、こんなに大音量を出せるのか、こんな低音が出せるのか。

クラウス・ヴァレンドルフさん、メモを見ながらのMC、日本語が達者。

ちなみに、ピツィカート・ポルカ、プログラムでは、R.シュトラウスと誤植されている。

アンコールは、「南アメリカ(?)」、「オールマン・リバー」、「地下鉄ポルカ東京Ver.」
 
   
 
   
   
イングリッド・フジコ・ヘミング ソロピアノリサイタル2014  
4月6日(日) 晴 15:10〜17:10 鹿児島市民文化ホール(第1)  
イングリッド・フジコ・ヘミング(ピアノ)  
   
D.スカルラッティ
 ソナタ ホ長調
 ソナタ ハ長調

F.ショパン
 エチュード Op.25−1「エオリアン・ハープ」
         Op.10−3「別れの曲」
         Op.10−5「黒鍵」
         Op.10−12「革命」
         Op.posth.
 バラード第1番 
(休憩 20分)
C.ドビュッシー
 月の光
 喜びの島
助川俊弥
 ラクリモーサ
F.リスト
 パガニーニによる大練習曲第6番
 ため息
 鱒
 ラ・カンパネラ
 
   
   
CDではさんざん聴いているが、生は初めて。一度は体験しておかねばとの思い。

それにしても、2時間のコンサートで、2000万円弱の売り上げになる。すごい。

7月にあるKバレエは3000万円いくだろうが、あちらは、オケや美術にもお金がかかるだろうし。


「喜びの島」
もうすぐ誕生日を迎える娘のことが浮かんだ。

「ラ・カンパネラ」
10列目40番辺りで、咳が続く。まるで、鐘と呼応しているかのよう。本人は苦しいだろうが、こちらもこの時季、インフルエンザにかかってたまるかと思いながら演奏に集中する。

「私も機械ではないので、うまく弾けるかどうかわからないが、最後にベートーヴェンのテンペスト第3楽章と、ヨハン・セバスチャン・バッハのアリアを。」(若干の聞き間違いはあるだろうが)とフジコさん。
 
   
 
   
   
ふるさと桜島 〜桜島大正大噴火100年コンサート〜  
3月21日(金) 晴 18:00〜20:00 鹿児島市民文化ホール(第2)  
合唱組曲「桜島の詩」 (齊藤正浩 (作詞 齊藤律子))
 池田聰(指揮)
 今井智子(ピアノ)
 県内の合唱団

サンドアート
 伊藤花りん

サヌカイト
 臼杵美智代

(休憩 15分)

SAKURASHIMA
 〜桜島大正の大噴火から100年を記念して〜 (中村匡宏)
 中村匡宏(指揮、ピアノ)
 サンドアート(伊藤花りん)
 サヌカイト(臼杵美智代) 
 鹿児島交響楽団
 
   
   
鹿児島交響楽団が出演するので、入場券を得るために、往復はがきで応募した。空席がだいぶあったところをみると、出した人は全員当選だったのかもしれない。

司会は、山田重光アナと山口恵キャスター。

サンドアートは初めて知った。サヌカイトはTVで見たことはあったが、生は初めて。

アンコールは、合唱団も再入場して、「ちゃわんむしの歌」。
 
   
 
   
   
鹿児島オペラ協会定期公演  
3月8日(土) 雨 18:05〜21:15 宝山ホール  
アルマヴィーヴァ伯爵: 竹元 靖明(バリトン)
伯爵夫人: 瀬戸口 美希代(ソプラノ)
フィガロ: 瀬戸口 浩(バリトン)
スザンナ: 大澤 敏子(ソプラノ)
ケルビーノ: 田上 知恵(ソプラノ)
マルチェリーナ: 池水 扶佐子(メゾ・ソプラノ)
バルトロ: 池水 成孝(バリトン)
バジリオ: 風 勝治(テノール)
バルバリーナ: 小島 智子(ソプラノ)
ドン・クルツィオ: 河野 誠紀(テノール)
アントニオ: 美代 開太(バリトン)
花娘: 上假屋 恵(ソプラノ)
花娘: 頴川 智沙(メゾ・ソプラノ)
鹿児島オペラ協会合唱団

鹿児島交響楽団
小崎 雅弘(指揮)

澤田 康子(演出)
吉永 好人(照明)
浦口 洋(舞台監督)
 
モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」(全4幕)  
   
   
一応S席だったのだが、私の左10個以上、空席だった。

「フィガロの結婚」は、生ではなくNHKのテレビであるが、私が初めて見たオペラである。
ケルビーノ役の松本美和子さんを可愛いと思った記憶がある。40年以上も前の話である。
今回の田上さんも可愛かった。

発熱をおしての観劇で、帰宅後も飲まずで、久々の休肝日となった。
 
   
 
   
   
こまつ座第102回公演 太鼓たたいて笛ふいて  
2月26日(水) 雨 18:35〜21:40 鹿児島市民文化ホール(第1)
作: 井上ひさし
演出: 栗山民也

林芙美子: 大竹しのぶ
三木孝: 木場勝己
林キク: 梅沢昌代
加賀四郎: 山崎一
土沢時男: 阿南健治
島崎こま子: 神野三鈴
ピアノ: 朴勝哲
 
   
   
女優大竹しのぶが演じる作家林芙美子の生涯!卓抜な演技と見事な歌唱力で演劇賞を独占した、大当たりの舞台。「たった六人の俳優で」と客席を感嘆せしめた、鮮やかな戯曲、そして神業的な演出。こまつ座が誇る、最強の音楽評伝劇、鹿児島初登場!!(チラシより引用)

戦争を扱っている場面で、俳優の動作がおかしいからと笑う観客がいるのだが、なじめない。
 
   
 
   
   
鹿児島国際大学 & かごしま県民大学連携講座  
2月22日(土) 晴 18:05〜20:40 県民ホール  
太守セリム: 森義虎(バス)
オスミン: 綾部健太郎(バス)
ベルモンテ: 尾籠光雄(テノール)
コンスタンツェ: 谷口まりや(ソプラノ)
ペドリロ: 冨松大幹(テノール)
ブロンデ: 福井友加里(ソプラノ)
使用人: 井草良介、溝田凌
天使: 桑畑ゆきな、川村彩夢
鹿児島国際大学音楽学科合唱団

ヴァイオリン: 佐藤志織
フルート・ピッコロ: 福田まい
フルート: 大田麻也 
オーボエ: 原田智子
クラリネット: 濱崎栞
パーカッション: 上床直人
電子オルガン: 高取裕美

総監督&指揮 ウーヴェ・ハイルマン
演出 ウーヴェ・ハイルマン 中村智子
 
   
モーツァルト 歌劇「後宮からの逃走」  
   
   
歌はドイツ語(字幕付き)、せりふは日本語での上演。学生も歌に集中できて、好演だった。
 
   
 
   
   
日本フィル第39回九州公演  
2月9日(日) 晴 14:00〜16:08 宝山ホール  
日本フィルハーモニー交響楽団
ピエタリ・インキネン(指揮)
三浦
 文彰(ヴァイオリン)
日本フィル鹿児島公演「フィンランディア」合唱団
 
   
交響詩「フィンランディア」(合唱つき)
チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
(休憩15分)
シベリウス 交響曲第2番
 
   
   
いつもは、中央真ん中あたりに席を求めるのだが、今回は考えるところがあって、前方の席にした。ステージの揺れまで感じる迫力だったが、管楽器奏者の顔が見えないのが難。

フィンランド出身のインキネンさん、シベリウスではアンコール(組曲「カレリア」から「行進曲風に」)も含めて暗譜。

三浦さん、ハーモニクスも綺麗。アンコールは、超絶技巧の曲。ホールに記述があったが、長い曲名で覚えられなかった。
 
   
 
   
   
鹿児島クラリネットフィルハーモニー第11回演奏会  
1月24日(金) 晴 19:00〜20:30 サンエールかごしま  
   
鹿児島クラリネットフィルハーモニー
中島 暢宏(指揮)
 
   
サン=サーンス 英雄行進曲
パッフェルベル カノン
ドビュッシー 亜麻色の髪の乙女
ブラームス ハンガリー舞曲第5番
ガーシュイン 3つの前奏曲
(休憩 15分)
ジェイコブ 序奏とロンド
グリーグ 抒情小曲集より
 アリエッタ
 子守唄
 孤独なさすらい人
 恋の曲
 こびとの行進曲
 夜想曲
 トロルドハウゲンの婚礼の曲
 
   
   
聴衆の大半は女子高生といつもと変わらず。

いつになく、音程が安定していなかったのが残念。

抒情小曲集は、中島先生の編曲。ノルウェイの森から風が吹いてきた。

アンコールは、ヨハンシュトラウスの「常動曲」、ガーシュウィンの「アイ・ガット・リズム」、
そして定番の「クラリネット・ポルカ」。

 
 
   
   
鹿児島大学学友会管弦楽団第90回記念定期演奏会  
1月18日(土) 曇 18:30〜20:30 谷山サザンホール  
   
鹿児島大学学友会管弦楽団
大河内 雅彦(指揮)
大成 雅志(クラリネット)
 
   
ロッシーニ 歌劇「どろぼうかささぎ」序曲
ウェーバー クラリネット協奏曲第2番 変ホ長調作品74
(休憩15分)
ドヴォルザーク 交響曲第9番 ホ短調作品95「新世界より」
 
   
   
昨年9月に逝去された堤俊作先生を偲んで、エルガーのエニグマ変奏曲より第9変奏「ニムロッド」が最初に演奏された。

ロッシーニとウェーバーは、なかなかよかった。ドヴォルザークは、管に難あり。

第3楽章のトライアングルが鳴り出す頃、着信音響く。こんな奴は来ないでほしい。

アンコールは、ドヴォルザークの「スラブ舞曲第8番」。

ティンパニーの女性(中原さん)が、かっこよかった。シンバルは、鹿響の酒匂さん。

 
 
   
   
ウィーン交響楽団 ヨハン・シュトラウス・アンサンブル ニューイヤーコンサート2014  
1月10日(金) 晴 19:00〜21:00        宝山ホール  
   
ビルジッタ・ヴェッツル(ソプラノ: 2,5,8,11)
アウリマス・パウラウスカス、浜中未紀(バレエ:4,7,12)
アントン・ソロコフ(指揮・ヴァイオリン)
 
   
 1. ヨハン・シュトラウス オペレッタ「ヴェネツィアの一夜」序曲
 2. ヨハン・シュトラウス オペレッタ「ウィーン気質」より「懐かしい愛の巣よ」
 3. ヨーゼフ・ランナー ワルツ「宮廷舞踏会」作品161
 4. ヨハン・シュトラウス ポルカ・シュネル「ハンガリー万歳」作品332
 5. フランツ・レハール オペレッタ「パガニーニ」より「愛は地上の天国」
 6. ヨーゼフ・シュトラウス ワルツ「天体の音楽」 作品235

(休憩 20分)

 7. ヨハン・シュトラウス ポルカ・シュネル「浮気心」作品319
 8. エメリッヒ・カルマン オペラ「チャルダシュの女王」より「ハイヤー、山こそ我が故郷」
 9. ベリオ 「バレエの情景」
10. ヨーゼフ・シュトラウス ポルカ・マズルカ「解放された女」作品282
11. ヨハン・シュトラウス オペレッタ「こうもり」より「チャルダッシュ」
12. ヨハン・シュトラウス ワルツ「美しく青きドナウ」作品314
 
   
   
ロビーで、「薩摩宝山」の振る舞い酒が行われていたが、飲酒運転になるのでパス。

木管五重奏に、ホルン追加。弦楽四重奏にヴァイオリンとコントラバスを追加。
12名のアンサンブルである。(ホルン2名、ヴァイオリン3名となる。)

バレエは、ABCバレエ団芸術監督のクリスティアン・マルティーヌ&三谷梨央から、
アウリマス・パウラウスカス&浜中未紀夫妻に変更されていた。

ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートのミニ版という感じ。
アンコールは3曲で、最後は「ラデッキー行進曲」で締める。

 
 
   
   

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