コンサート2016

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今年、視聴したクラシック・コンサートなどの記録です。

 
2016かごしま県民第九演奏会  
12月18日(日) 晴 16:00〜17:35 宝山ホール  

鹿児島交響楽団
末廣 誠(指揮)

馬原 裕子(ソプラノ)
齋藤 玲子(アルト)
西澤  明(テノール)
大山 大輔(バリトン)
かごしま県民第九合唱団
片倉 淳(合唱指揮)
 
   
ワーグナー 楽劇「パルジファル」より 聖金曜日の音楽曲
ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱付」
 
   
車で移動中の15時頃、「きらクラ!」(NHK−FM)で、第九の第4楽章が少しと第3楽章が流れる。およよと思う。

15時40分頃、入場。

コントラバスが左、打楽器が右。
ヴァイオリンは左右に配置。
ヴァイオリンの間に、チェロが左、ヴィオラが右。
ホルンが左、トランペット他は右。

配置は、昨年と同じ。指揮者が同じだからなんだね。

ワーグナー、初めて聴く曲だった。

16時20分頃、合唱団の入場も完了して、始まるぞという時。
チリチリチリンという連続音、30秒位(1分位?)続く。携帯の着信音だろうか。
これが、鹿児島の現状である。

末廣さん、鳴りやむのを待って、指揮棒を振る。

いつものように、今年を振り返りながら聴いたのだが、今年の演奏は、なにかしっくりこなかった。私の邪念のせいだろうか。ははは。

 
 
 
FLUTE and OBOE vol.10  
11月24(木) 曇 19:00〜20:45 サンエールかごしま  

浅生典子(フルート)            
片倉聖(オーボエ)  

長田新太郎、今林吹音(ヴァイオリン) 
安楽聡子(ヴィオラ)           
有村航平(チェロ)            
清水かおり(コントラバス)       
久保由香里(ファゴット)         
田中利絵(チェンバロ)         

阿相蘭、貴島有紀(ヴァイオリン)    
川之上茉那(ヴィオラ)           
飯干ひなた、古賀のぞみ(ホルン)    
瀬戸口茜、八木海里(トランペット)   


(1、3、4、5)
(1、2、4、5)

(2、3、5)
(2、3、5)
(2、3、5)
(2、3、5)
(1、5)
(1、2、3)

(5)
(5)
(5)
(5)
 
1.エマニュエル・バッハ トリオソナタ ニ長調 Wq.151
2.アルビノーニ オーボエ協奏曲 ニ短調 作品9-2
3.バッハ 管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV1067
(休憩 15分)
4.武満徹 マスク
5.サリエリ フルートとオーボエのための協奏曲 ハ短調
 
   
   
協奏曲まで手を伸ばしてきたという感慨。

武満徹のときだったか、小さい低音が客席左の方から響く。マナーモードのバイブレーションだったようだ。完全なサイレントモードにしておかないとダメなんですね。

アンコールは、モーツァルトのデュエット。

 
 
 
鹿児島交響楽団第86回定期演奏会  
11月13(日) 晴 15:00〜16:50 宝山ホール  

扇谷康朋(ヴァイオリン)
垣内悠希指揮 鹿児島交響楽団

 
ブラームス ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品77
(休憩 15分)
ブラームス 交響曲第4番ホ短調 作品98
 
   
   
第71回南日本美術展(黎明館・市立美術館)を見てから、ホールに入場。

序曲とかを省いて、メインをドン・ドンというプログラム。好感が持てる。

演奏が始まっても、おしゃべりをしているおばさん2名が後ろの席にいたので、振り返って睨んだら、だんまり。

最近、コンサート・リサイタルをセーブせざるを得ない状況に陥っていたので、ほんとに久しぶりの生演奏を堪能させてもらった。

アンコールは、ブラームスのハンガリー舞曲だろうなと予想していたが、的中。1番や5番ではなく、6番だったが。

 
 
 
鹿児島伯林的管弦楽団 演奏会  
8月21日(日) 晴 15:00〜16:57 谷山サザンホール

鹿児島伯林的管弦楽団
石崎真弥奈(指揮)
   
モーツァルト 交響曲第36番 ハ長調 K.425 「リンツ」
(休憩 15分)
ブルックナー 交響曲第4番 変ホ長調 WAB104 (ハース改訂版)
   
   
14時10分頃、到着。駐車している車、何台かはエアコンをつけて車内で待機している。

ホール内は当然冷房が効いているはずである。それでも、車内で待つというのは、地球温暖化に貢献したい人たちなのだろう。

モーツァルト、生誕260年記念。ブルックナー、没後120年記念。だそうだ。

モーツァルト、こんなに大人数で演奏していいものなのか。

ブルックナー、2009年12月9日の「下野竜也指揮 読売日本交響楽団」以来である。
プログラムによると、鹿児島でのブルックナー、やはり、第4番がダントツに多いようだ。

大学の生協で夕食を取っているとき、BGMとして第3楽章が流れてきたのを、ふと思い出した。何十年も前の話だけど。

予想通り、恒例のアンコールはなかった。

 
 
 
第32回KTS室内オーケストラ定期演奏会  
8月14日(日) 曇時々晴 14:00〜15:40 鹿児島市民文化ホール(第2)  

KTS室内オーケストラ
阪本正彦(指揮) 
吉満太志(ヴィオラ)
   
ウェーバー 歌劇「魔弾の射手」序曲
ブルッフ コル・ニドライ ニ短調 作品47
ブルッフ ヴィオラと管弦楽のためのロマンス ヘ長調 作品85
(休憩 15分)
ドヴォルザーク 交響曲第7番 ニ短調 作品70
   
   
ブルッフの2曲、初めて聴く曲である。ウェーバーも、生で聴くのは(多分)初めてである。
ドヴォルザークは、1週間前に、みやまコンセールで聴いている。

アンコールの前に、阪本さんが、「なんとか、無事、終わった。」と言ったのが、的を射ている。

アンコールは、歌劇「フィガロの結婚」序曲。2日ぶりである。

プログラムを見ると、客演が多い。団員不足なのだろう。
石井さん、安楽さん、清水さんは、2日前も出演していた。
 
 
 
第51回MBCユースオーケストラ定期演奏会  
8月7日(金) 晴 18:30〜20:50 鹿児島市民文化ホール(第1)  

MBCユースオーケストラ
尾崎晋也(指揮) 
三界秀実(クラリネット)
   
モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」序曲
モーツァルト クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
久石譲 オーケストラ・ストーリーズ「となりのトトロ」
(休憩 15分)
ドヴォルザーク 交響曲第9番 ホ短調 作品95「新世界より」
 
   
   
「オケ老人!」の特別試写会を鑑賞して、自宅には帰らず、ホールに直行。
読書で時間をつぶす。

冒頭、金管と打楽器によるファンファーレで始まる新趣向。
司会は、今年も樺島彩アナ。

クラリネット協奏曲の第3楽章、後ろの方で赤ちゃんが泣きだす。
哀しみを感じてしまったのだろうか。

「オケ老人!」でも流れた「新世界より」。1日に2度も聴くことになった。

楽章間での拍手が連発されて、少々うっとうしかった。

アンコール、いつもは「ふるさと」なのだが、「海と日本」プロジェクト関連で、今回は「うみ」。

 
 
 
第37回霧島国際音楽祭 ファイナル・コンサート  
8月7日(日) 晴 14:05〜16:05 みやまコンセール  

ダニエル・ゲーデ(ヴァイオリン)
清水 直子(ヴィオラ)
高関健指揮 ファイナル・コンサート・オーケストラ
KUO Yun-Chen(指揮: ベートーヴェン)
 
   
ベートーヴェン 序曲「コリオラン」 作品62
モーツァルト ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364
(休憩 15分)
ドヴォルザーク 交響曲第7番 ニ短調 作品70
 
   
B駐車場、最後の駐車となる。

KUO君、終演後、挨拶をしていて、コンマスにオケを立たせなさいと助言をもらっていた。
昨年・今年と霧島国際音楽祭賞受賞となっていたが、なぜ、昨年は振らせてもらえなかったのだろうか。

モーツァルト、生で聴くのは2度目かな。
ドヴォルザーク、今月もう一度聴く機会がある。

アンコールは、恒例のマイスタージンガー前奏曲。

ちなみに、今日のお供のCDは、以下の2枚。
・モーツァルト 協奏交響曲 K.364、2つのヴァイオリンのための… K.190
・ドヴォルザーク 交響曲第5番、第7番
 
 
 
第37回霧島国際音楽祭 キリシマ祝祭管弦楽団公演  
8月3日(水) 晴 19:05〜21:05 宝山ホール  

森 麻希(ソプラノ)
林 美智子(メゾ・ソプラノ)
大平 倍大(テノール)
パーヴェル・シムレーヴィチ(バス)
新国立劇場合唱団 冨平 恭平(合唱指揮)

下野竜也指揮 キリシマ祝祭管弦楽団
 
   
ベートーヴェン 交響曲第8番 ヘ長調 作品93
(休憩 15分)
ベートーヴェン 交響曲第9番 ニ短調 作品125「合唱付」
 
   
第30回(2009年)から始まった下野さんのベートーヴェン交響曲全曲演奏、今回が最終回。

私は全部聴けたわけだが、2009年の霧島国際音楽祭では、これしか入場していない。それがなければ、2010年以降の「どっぷり」もなかったことになる。ただし、今年は「どっぷり」とは言えないが。

テノールの吉田浩之さん、喉の調子が悪く、たまたま帰省していた大平さんがピンチヒッターを務めることになったそうだ。

第9。合唱団の入場なしで、始まる。第2楽章と第3楽章の間に入場するのかなと思ったのだが、なんと、第4楽章もそのまま突入。結局、ぎりぎり間に合う位で、合唱団とソリストが入場した。県民第9と比べると人数が少ない(48名)から可能なのだった。

 
 
 
第37回霧島国際音楽祭 音楽の散歩6、7 & ロビーコンサート2、3  
7月30日(土) 晴 14:15〜18:30 みやまコンセール  
   
今日は余裕があったので、下を走る。用意したCDは、3枚。
・メンデルスゾーン ピアノ三重奏曲 第1番、第2番
・ドヴォルザーク ピアノ五重奏曲第2番、シューマン ピアノ五重奏曲
・グリーグ ヴァイオリン・ソナタ 第1番、第2番、第3番
今日の予習と昨日の復習である。

シューマンの第2楽章の途中で、到着。B駐車場に停めたが、C駐車場も空きがあった。

昨日もそうだったが、今年は入りが悪いよね。音楽の散歩が土日だけでなく、木・金にも追加されたからだろうか。

私自身、今までは土日いずれも参加していたのだが、今年は金・土とした。

メンデルスゾーン、ヴァイオリンは、賜紀さんではなく、達輝君。
「あなたがやりなさい。」と言われたのか、「僕がやります。」と言ったのか。

ちなみに、ドヴォルザーク、パンフレットではイ短調と誤植されていたが、プログラムではイ長調と正しく表記されていた。
 
   
   
音楽の散歩6 15:04〜16:49
川久保賜紀プロデュース スペシャル・コンサート
〜奇跡の組み合わせ×名曲〜
川久保賜紀、成田達輝(ヴァイオリン)
清水直子(ヴィオラ)
趙静(チェロ)
萩原麻未(ピアノ)
ヘンデル(J.ハルヴォルセン編) パッサカリア ト短調
メンデルスゾーン ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 作品49
(休憩 15分)
ドヴォルザーク ピアノ五重奏曲 イ長調 作品81
 
 
音楽の散歩7 17:35〜18:30
マスターピース・コンサート
〜即興曲と名曲「ます」!〜
ダニエル・ゲーデ(ヴァイオリン)
店村眞積(ヴィオラ)
上村文乃(チェロ)
黒木岩寿(コントラバス)
ジョン・ペリー(ピアノ)
   
シューベルト 4つの即興曲 作品90 D899より
 第3番 変ト長調、第4番 変イ長調
シューベルト ピアノ五重奏曲 イ長調 D667「ます」
 
   
 
 
第37回霧島国際音楽祭 音楽の散歩3
成田達輝&萩原麻未 スペシャル・コンサート
〜今、もっとも聴きたいデュオ成田達輝&萩原麻未〜
 
7月29日(金) 晴 14:02〜15:50 みやまコンセール  

成田達輝(ヴァイオリン)
萩原麻未(ピアノ)
 
   
イザイ 子供の夢 作品14
イザイ ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 作品27−3「バラード」
フランク ヴァイオリン・ソナタ イ長調
(休憩 15分)
酒井健治 カスム(2013)
グリーグ 抒情小曲集 第5巻 作品54より 第4曲 夜想曲
グリーグ ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ短調 作品45
 
   
   
90分の予定が、110分の熱演となる。

麻未さん、相変わらず可愛い。

フランクの第2楽章がおわったところで、拍手とブラボー。拍手はまだ許せるが、ブラボーは…。

アンコールは、クロールの「バンジョーとフィドル」。
 
 
 
 
第37回霧島国際音楽祭 県民ふれあいコンサートin鹿児島県庁  
7月15(金) 晴 12:15〜13:00 鹿児島県庁  

神谷未穂(ヴァイオリン)
上之段祐佳(ピアノ)
 
   
モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.301
プロコフィエフ 「3つのオレンジへの恋」より“マーチ”
マスネ タイスの瞑想曲
モンティ チャルダッシュ
 
   
   
開幕コンサートを聴くのは初めてである。金曜日だからというのが一番大きい理由かな。

クラシックに慣れていない人が多かったのだろうか、拍手のタイミングがずれている人が多少あり。

神谷さん、のりのりでアンコールを2曲披露。
「ひばり」(デニーク)と「ラデツキー行進曲」(J.シュトラウス)。

 
 
 
鹿児島大学学友会管弦楽団 第95回定期演奏会  
7月9(土) 雨 17:30〜19:10 宝山ホール  

鹿児島ブルックナー記念合唱団
大河内雅彦指揮 鹿児島大学学友会管弦楽団
 
   
シベリウス 劇音楽「カレリア」より
 カレリア序曲
 カレリア組曲より 第3曲(行進曲風に)
シューベルト 交響曲第5番 変ロ長調 D.485
(休憩 15分)
ブルックナー テ・デウム ハ長調
 
   
   
ブルックナー没後120年記念と題して、「テ・デウム」鹿児島初演。

アンコールは、モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」。

 
 
 
久保由香理ファゴットリサイタル  
7月8(金) 雨 19:00〜20:32 サンエールかごしま  

久保由香理(ファゴット)
今林吹音、安楽聡子(ヴィオラ)
有村航平(チェロ)
竹下智子(ピアノ)
増森卓(ドラム

 
クロンマー ファゴット、2本のヴィオラ、チェロのための四重奏曲 変ロ長調 作品46−1
サン=サーンス ファゴットとピアノのためのソナタ ト長調 作品168
(休憩 15分)
アーノルド ファゴットのための幻想曲 作品86
モッカート アンドレアとコラボで奏すアルゼンチン組曲〜ファゴットとピアノのために〜
 
   
   
第41回鹿児島市春の新人賞受賞記念のリサイタルである。

多分、4曲とも初めて聴く曲である。アンコールの「マイ・ウェイ」だけが既知であろう。

先月の「ららら♪クラシック」(Eテレ)の「楽器特集 ファゴット」で、他の木管楽器との構造的相違点を初めて知った。

オーケストラで、木管同士の掛け合いはともかく、弦や金管が入ると埋もれてしまうファゴット。ソロやアンサンブルだと、こんなに大きな豊かな音がしているのだと感心してしまった。

久保さん、子供さんもいるとのことだった。昔は、別姓だったのだね。

鹿児島交響楽団を聴き始めたのは、2008年。2010年に帰国したということだから、プログラムを見ればわかるはず。

調べてみると、第74回(2010年6月)に、新海さんとして、初登場していた。

 
 
 
鹿児島交響楽団第85回定期演奏会  
6月19(日) 雨後曇 15:05〜17:05 宝山ホール  

桃坂寛子(ピアノ)
城野盛雄指揮 鹿児島交響楽団

 
ムソルグスキー(リムスキー・コルサコフ編) 交響詩「はげ山の一夜」  ニ短調
リスト ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調
(休憩 15分)
チャイコフスキー 交響曲第4番 ヘ短調 作品36
 
   
   
平野交差点で、右折してすぐ、右の車線を走行していた緑の車が幅寄せしてくる。危うく、ぶつかるところだった。なに、考えてるんだ。あほ!

コントラバスが左奥。その前に、チェロ。その右にヴィオラ。
ヴァイオリンは、左右に配置。鹿児島交響楽団では、珍しいフォーメーションではないか。

観客、前回は平穏だったのだが、今回は…。

「はげ山の一夜」、途中で、百日咳かと思われるような咳の連発。釣られてか、周りでも咳。
夏至も近いというのに、咳込むかと思ったが、生理現象なら仕方がない。

チャイコフスキー、第2楽章。こんな楽器あったかなと思われるような静かな出現。
着信音だった。一体、いつになったら、こんなことがなくなるのだろう。

チャイコフスキーだけ出番の人たちがいた。中島さん(クラリネット)、久保さん(ファゴット)、
堂園さん(トランペット)など。

オーボエ、片倉さんを差し置いてファーストを担ったおじさん、新加入の方だろうか。うまかった。トランペットの小山さん、久しぶりの登場ではなかったか。

アンコールは、マスカニーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲。

 
 
 
チック・コリア ソロ・コンサート
5月8日(日) 雨 16:05〜18:20 みやまコンセール  
(プログラムには)
「   公演中のお客様の様子を見ながら,
 その様子に合わせて曲を選びながら演奏します。」
 
   
   
15時半過ぎ、到着したのだが、C駐車場はもちろん、B駐車場も満車表示で、A駐車場へ向かう。雨は強くなってきており、舗装されていないここは、水たまりができている。予想外の人出である。

日頃のクラシックの客層とは、明らかに違う感じを受ける。
ピアノも、スタインウェイではなく、ヤマハである。

前半は、ガーシュウィン、ジョビン、ビル・エヴァンス、ショパンなど。

(休憩 20分)

後半は、本人の曲が主体。
・ポートレイト。観客を上げて、その人のイメージを即興で。
・ピアノ・デュオ。観客を上げて、二人で即興演奏。
 あまりにうますぎて、仕込みではないかと疑ってしまう。
・こどものための曲より、7曲。
アンコールで、観客席にいた(1階、9列1番)小曽根真さんとのデュオ。

ちなみに、来週、N響とモーツァルトのピアノ協奏曲を共演するそうだが、楽譜通り弾くのだろうか。それだと、彼が出演する意味はないような気もする。

 
 
 
下野竜也×広島ウィンドオーケストラ 鹿児島公演
4月30日(土) 晴 16:05〜18:10 宝山ホール  
バーンズ アルヴァマー序曲
C.ウィリアムズ 交響的舞曲第3番「フィエスタ」
兼田 敏 交響的音頭
チャンス 呪文と踊り

(休憩 20分)

A.リード アルメニアン・ダンス
 
   
   
ほぼ、満席。女子高生が多い。吹奏楽をやっているのだろう。そして、そのOB、OGと思わせる人々も多かった。

私の席は、初日に予約したので、ど真ん中の座席が取れていたのだが、なぜか私の右だけ空席。都合が悪くなったのだろうか、かわいそうに。

司会は下野さん。指揮も少しやるとは、本人の弁。

アンコールは、「風紋」、「希望の船」、「フェリスタス」。

 
 
 
第84回日本音楽コンクール受賞記念演奏会
4月17日(日) 晴 14:00〜16:15 みやまコンセール  
コハーン・イシュトヴァーン(クラリネット) 黒岩 航紀(ピアノ)
 バルトーク ルーマニア民族舞曲
 ブラームス(コハーン編) ハンガリー舞曲 第1、5、6番
 コハーン ハンガリー幻想曲 第1番

城 宏憲(テノール) 中桐 望(ピアノ)
 マイアベーア 歌劇「ユグノー教徒」より 「アルプスの雪より白く」
 グノー 歌劇「ロミオとジュリエット」より 「ああ、太陽よ昇れ」
 ビゼー 歌劇「カルメン」より 「お前が投げたこの花は(花の歌)」
 マスネ 歌劇「ウェルテル」より 「春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか(オシアンの歌)」

(休憩 15分)

守岡 未央(トランペット) 林 浩子(ピアノ)
 ベーメ トランペット協奏曲 ヘ短調 作品18
 グラズノフ アルバムブラット 変ニ長調

黒岩 航紀(ピアノ)
 リスト ハンガリー狂詩曲 第6番
 リスト(ホロヴィッツ編) ハンガリー狂詩曲 第2番
 
   
   
コハーンさん、ハンガリー出身。ジャズの趣き。
黒岩さんとは、コンクールで知り合ったが、初共演とのこと。

城さん、テノールを3分間で活躍するウルトラマンに例えて、1曲ごとに退室。
中桐さんは、退室せず。安めぐみさん似の、美人だった。
城さんが、「花の歌」を捧げた相手が彼女だったのかな。

守岡さん、曲末のロングトーンが素晴らしい。

黒岩さん、2度目の登場である。
女性2名が、スタンディング・オベーション。

今回で3回目の日本音楽コンクール受賞記念演奏会であるが、アンコールがあったのは初めてである。

即興曲(コハーン、観衆のハミング)
星は光りぬ (城 宏憲、中桐 望、コハーン・イシュトヴァーン)
アメイジング・グレース (守岡 未央、林 浩子)
コンソレーション 第3番 (黒岩 航紀)
 
 
 
 
鹿児島オペラ協会定期公演  
3月13日(日) 曇 14:05〜16:10 宝山ホール  
   
ヘンゼル: 加治屋 園子(ソプラノ)
グレーテル: 森 美紗(ソプラノ)
ペーター: 田中 真一郎(バリトン)
ゲルトルート: 森山 香織(メゾ・ソプラノ)
魔女: 宮原 真紀(ソプラノ)
眠りの精: 長薗 誠(テノール)
露の精: 窪田 三有紀(ソプラノ)

鹿児島オペラ協会少年少女合唱団

鹿児島交響楽団
奥村 哲也(指揮)

池山 奈都子(演出)
吉永 好人(照明)
松元 謙征(舞台監督)
 
フンパーディンク 歌劇「ヘンゼルとグレーテル」 (全三幕)  
   
日本語版だったのだが、日本語の宿命か、聴き取りにくいところがあるのは、毎度のこと。グリム童話が原作なので、筋は、なんとなくわかるのだが。

原語版で行われるような字幕表示をしてもいいのかもしれない。ただ、そうなると料金アップになるだろうし、協会に対応できる体力があるかどうかだが。

第2幕と第3幕の間で、休憩20分。

暗かったり、魔女が出たりで、泣き出す赤ちゃんが出る始末。

 
 
 
第6回みやまスペシャルコンサート
〜古楽器の響きとともに音楽の歴史をたどる〜
2月28日(日) 晴 14:00〜16:30 みやまコンセール

今林 吹音(企画/ヴァイオリン)
外山 友美(企画/トロンボーン・サクバット)
木佐貫 茜(ヴァイオリン)
安楽 聡子(ヴィオラ)
有村 航平(チェロ)
清水 かおり(コントラバス)
木村 紀子(フルート)
片倉 聖(オーボエ・バロックオーボエ)
桃坂 寛子(チェンバロ・フォルテピアノ・ピアノ)
植村 富士子(チェンバロ・フォルテピアノ・ピアノ)
パーネル茂谷優子(ソプラノ)
堂園 和也(トランペット)
 
1st stage バロック時代 〜チェンバロとともに〜

カステッロ ヒズ マジェスティス
モンテヴェルディ オペラ「オルフェオ」より トッカータとプロローグ
ヴィヴァルディ 6つのソナタより 第6番 第1・4楽章
テレマン オーボエソナタ イ短調より第1・3楽章
バッハ チェンバロ協奏曲 第1番 第1楽章

(休憩 10分)

2nd stage 古典派時代 〜フォルテピアノとともに〜

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第4番 第1楽章
モーツァルト ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時
モーツァルト ねえお母さん聞いて
モーツァルト フルート協奏曲 第2番 第1楽章
ハイドン トランペット協奏曲 第3楽章

(休憩 10分)

3rd stage 近・現代 〜2台のコンサートグランドピアノとともに〜

ガーシュイン 3つのプレリュード
ピアソラ ブエノスアイレスの四季
ラヴェル ボレロ

車のエアコンを時々オンにしてしまう暖かさ。

みやまコンセールの中山さんが、モーツァルトの扮装で司会を務める。
最初のカステッロ以外は、作曲家の肖像と共に曲の紹介がある。

時間の関係で、ロマン派時代はカットしたとか。それでも、予定の2時間を30分も超える熱演。

1月16日のコンサートに登場した茂谷優子さん、モンテヴェルディのプロローグ、モーツァルトの最初の2曲、ボレロで歌声を披露。

外山さん、本調子ではなかったようなのが、残念。

アンコールは、できたばかりの、チェロまろのテーマ。

 
 
日本フィル第41回九州公演
2月16日(火) 曇後雨 19:00〜21:10 宝山ホール

日本フィルハーモニー交響楽団

下野 竜也(指揮)
宮田 大(チェロ)
 
モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」序曲
ドヴォルザーク チェロ協奏曲ロ短調 作品104
(休憩 15分)
ブラームス 交響曲第2番ニ長調 作品73

3曲とも、複数回の生演奏を体験している。

下野さんのテンポ、遅めである。特に、ドヴォルザークでそれを感じた。
今年は、下野@宝山ホール、4月と8月にまた聴くことになる。

宮田さんのアンコールは、バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番から メヌエット。
オケのアンコールは、ドヴォルザーク チェコ組曲から ポルカ。

いつもは、もっと前の席なのだが、今回は24列。音量は控えめだったが、バランスはとれていた。後で聴くのもいいのかも。

 
 
鹿児島クラリネットフィルハーモニー第13回演奏会  
1月29日(金) 雨 19:01〜20:38 鹿児島市民文化ホール(第2)  
   
鹿児島クラリネットフィルハーモニー
中島 暢宏(指揮)
 
   
モーツァルト 歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」序曲
バッハ G線上のアリア
モーツァルト 歌劇「魔笛」第1幕より 夜の女王のアリア
ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ
カイエ クラリネットポエム
(休憩 15分)
レスピーギ リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲
 イタリアーナ
 宮廷のアリア
 シチリアーナ
 パッサカリア
ドンディヌ クラリネット交響曲
 
   
   
司会は、KTS「ナマ・イキVOICE」でおなじみの、みえかおりさん。
バッハの後に、楽器紹介。みえさんの素直な感想に好感が持てた。

カイエとドンディヌが、初めて聴く作曲家だった。

後半、レスピーギの2曲目が終わったところで思わず拍手をしてしまったら、後のおばさんから「途中で、拍手するな。」とたしなめられた。とほほ。

ドンディヌの第1楽章が終わったところで、左後方で着メロが鳴り響く。曲間であったのが、不幸中の幸いか。

アンコールは、メンデルスゾーン「無言歌集」から「慰め」と、いつもの「クラリネット・ポルカ」。

 
 
鹿児島大学学友会管弦楽団 第94回定期演奏会  
1月16(土) 晴 18:30〜20:30 鹿児島市民文化ホール(第1)  

佐藤裕子(ピアノ)
大河内雅彦指揮 鹿児島大学学友会管弦楽団
 
   
グリーグ ペール・ギュント第1組曲より
 1.朝
 3.アニトラの踊り
 4.山の魔王の宮殿にて
グリーグ ピアノ協奏曲 イ短調
(休憩 15分)
チャイコフスキー 交響曲第4番 ヘ短調
 
   
   
「薩摩フルートの会」が終わってからの2時間を読書で過ごす。

「パコと魔法の絵本」(関口尚)。ドラマではよくあるのだが、読書で涙ぐむというのはあまりない。先日のスキーバス転落のニュースを想起したのも一因か。

チャイコフスキーでは少々乱れたが、いつになくホルンが安心して聴けた。

アンコールは、学生指揮の安田奈緒さんが振って、くるみ割り人形から「トレパック」。

 
 
薩摩フルートの会 Winter Concert 2016
1月16日(土) 晴 15:00〜16:30 鹿児島市民文化ホール(第2)
          
パーネル茂谷優子(ソプラノ)
中島暢宏指揮 薩摩フルートの会
J.シュトラウス 美しく青きドナウ
F.メンデルスゾーン 無言歌集より 作品19−4「信頼」
B.スメタナ 交響詩「わが祖国」より 「モルダウ」
(休憩 10分)
A.L.ウェバー オペラ座の怪人・メドレー
R.ロジャース シャル・ウィ・ダンス
C.M.シェーンベルク 夢やぶれて
H.アーレン 虹の彼方へ
H.マンシーニ ムーン・リバー
F.ロウ 踊り明かそう

鹿大オケが18時半から同じホールであるので一緒にチケットを購入していた。前から気にはなっていたのだが、今回(第8回)が初めての来場である。

中島さんが指揮ということで、29日にある鹿児島クラリネットフィルハーモニーを想起させるものがある。クラリネットの方が深みがあるが、フルートは華やかさがある。

司会は、茂谷優子さん。鹿児島交響楽団から、清水かおりさん(コントラバス)、上別府宙さん(打楽器)の賛助出演。

「信頼」の後、楽器の紹介。ピッコロ、コンサートフルート、アルトフルート、バスフルート。それぞれの演奏があって、最後に7名で、くるみ割り人形から「行進曲」。

後半はミュージカルや映画音楽。中島さん、モーニングの上着を白いジャケットに着替えて登場。茂谷さんも、ドレスに着替えて、「シャル・ウィ・ダンス」と「夢やぶれて」を歌う。

アンコールは、「プリンケ・プレンケ・プランケ」(と聞こえたのだが、…)。
そして、観客も交えての「たき火」、「雪やこんこ」、「冬景色」。
 

 


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