コンサート2023

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今年、視聴したクラシック・コンサートなどの記録です。

 
2023かごしま県民第九演奏会  
12月10日(日) 晴 16:00〜17:33 宝山ホール  

鹿児島交響楽団
海老原 光(指揮)

馬原 祐子(ソプラノ)
北薗 彩佳(アルト)
米澤 傑(テノール)
又吉 秀和(バリトン)
かごしま県民第九合唱団
片倉 淳(合唱指揮)

 
チャイコフスキー 楽劇「エフゲニー・オネーギン」より ポロネーズ
ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱付」
 
   
新型コロナのため、3年間中止。待望の県民第九。チケット完売。
でも満席ではなかった。私の左隣(だけ?)は空いていた。

馬原さんは、5回目。米澤さんは、22回目だそうだ。
私にとっては、前者が5回目、後者が4回目となる。

ソリスト、第3楽章が終わってからの入場だったが、珍しいことではないか。
第3楽章と第4楽章を切れ目なく演奏するために、第2楽章が終わった後に入場することが多いような気がするのだが。

第3楽章、少々破綻を感じたが、座席のせいか。

来年は、平和な年でありますように。

 
 
 
鹿児島交響楽団 第99回定期演奏会  
11月12日(日) 晴 15:00〜17:06 宝山ホール  

隈元奈津希(ソプラノ)
藤本淳也指揮 鹿児島交響楽団

 
チャイコフスキー イタリア奇想曲 作品45
プッチーニ 歌劇「蝶々夫人」第2幕より 「ある晴れた日に」
ヴェルディ 歌劇「椿姫」より
 前奏曲
 第1幕より 「不思議だわ」〜「花から花へ」
(休憩 20分)
ブラームス 交響曲第1番ハ短調 作品68
 
   
イタリア奇想曲、生で聴くのは初めてである。

久しぶりの、鹿響だったのだが、前回も藤本さんの指揮で、ソロはソプラノだった。奇縁である。
隈元さん、前奏曲の間に、ブルー系からレッドの衣装へ。

ブラームス、第3楽章が終わったところで、左後方で着信音。睨みつける気にもならない。
もう、あきらめの境地である。

アンコールは、ワーグナーの「ローエングリン」から「エルザの大聖堂への行進」。

ちなみに、9日(木)に突然の腰痛。座るのはいいのだが、立ち上がる時に激痛が走る。
なんとかこらえて出かけて来たわけだが、いい気分で帰ることができた。

 
 
 
第56回MBCユースオーケストラ定期演奏会  
8月11日(金) 晴 17:30〜19:25 川商ホール(第1)  

北田千尋(ヴァイオリン)
尾崎晋也指揮 MBCユースオーケストラ

 
ワーグナー 歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲
久石譲 交響組曲「魔女の宅急便」より
サン=サーンス 序奏とロンドカプリチオーソ
(休憩 15分)
チャイコフスキー 交響曲第4番ヘ短調 作品36
 
   
定期演奏会が無料になってからは、ずっと欠席で、7年振り。
コロナの影響で開催されなかった年もあるので、4回パスしたことになる。

「魔女の宅急便」は、「アニメージュとジブリ展@黎明館」つながりか。
湧水町立吉松中学校マンドリン部の9名が参加。

安心して聴けるのだが、気になったことがある。
第1ヴァイオリンの面々、指揮者を見ているのだろうか。
私の席からは、視線までは見えないのでなんとも言えないのだが、
首の動きから判断すると、そう思えてならなかった。

尾崎さんが、左手で抑えてと言っているのに、それが伝わっていない人がいる。

アンコールは、「ラデッキー行進曲」。昔は、「ふるさと」だったのだが。

司会は、上塘百合恵アナウンサー。
8月29日(火)、MBCで放送されるとのこと。

 
 
 
第38回KTS室内オーケストラ定期演奏会  
8月6日(日) 曇 14:05〜15:55 川商ホール(第2)  

進史絵(オーボエ)
碇山隆一郎指揮 KTS室内オーケストラ

 
ウエーバー 歌劇「オイリアンテ」序曲
モーツァルト オーボエ協奏曲ハ長調 K.314
(休憩 15分)
ブラームス 交響曲第1番ハ短調 作品68
 
   
13時半頃、入場したのだが、結構埋まっている。
霧島国際音楽祭の最終日と重なってしまったのだが。

ウエーバー、多分、初めて聴く曲である。

モーツァルト、進さん、熱演。
終演後、花束をもらって退場後、拍手が続かず。
コンミスが、密かに拍手を誘っていたが。

CD持っていないと思っていたが、翌日調べてみたら、
コープマンの「フルートとハープのための協奏曲 他」に所蔵されていた(苦笑)。

ブラームス、いい演奏だった。
細かいことは言うまい。

アンコールは、バッハのカンタータ「ヒツジは安らかに草を食み」(ウォルトン編曲)。

来年も、碇山さん指揮とのこと。

 
 
 
鹿児島オペラ協会創立50周年記念公演
プッチーニ 歌劇「蝶々夫人」
 
3月12日(日) 晴 14:07〜17:03 川商ホール(第1)  

蝶々さん: 佐藤路子
ピンカートン: 行天祥晃
スズキ: 金澤桃子
シャープレス: 大山大輔
ゴロ―: 福西仁
ケイト: 北薗彩佳
ボンゾ: 服部英生
ヤマドリ: 斉藤州重

下野竜也指揮 鹿児島交響楽団

演出: 岩田達宗

 
   
   
昨日の公演は1000名の観客と南日本新聞にあったから5割の入りになるが、今日は日曜のせいか、ほぼ満席。

「蝶々夫人」、2015年2月@県民ホール以来である。あの時もそうだったが、今回も落涙。老化現象か、涙もろくなっている。

主要キャストのほとんどが、オーディションで選ばれた人達であり、鹿児島オペラ協会の公演とは言い難いものを感じたが、公演自体は素晴らしいものであった。

 
 
 
サザンホール ロビーコンサート  
3月5日(日) 晴 15:00〜15:30 谷山サザンホール  

L'allure(ラリュー)
 中薗舞(フルート)
 末廣翼(オーボエ)
 田口茜(ホルン)
 平川真由美(ファゴット)
 前田麻希(クラリネット)

 
   
ハイドン ディベルティメント
チャーチル ディズニー・ミュージック・コレクション
ドビュッシー ゴリウォーグのケークウォーク
久石譲 「天空の城ラピュタ」から 君をのせて
木村弓 「千と千尋の神隠し」から いつも何度でも
 
   
   
チラシに載っている写真のホルン奏者は男性だったのだが、
メンバー変更があったのか、ダブルキャストなのか。

アンコールは、「サウンドオブミュージック」から ドレミの歌。

 
 
 
日本フィル 第48回九州公演  
2月17日(金) 晴 18:32〜20:38 宝山ホール  

日本フィルハーモニー交響楽団
広上淳一(指揮)
小林愛実(ピアノ)
 
   
モーツァルト 歌劇「魔笛」序曲
ショパン ピアノ協奏曲第1番ホ短調 作品11
(休憩 15分)
ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調 作品92
 
   
   
隣の席、女性が座ったのだが、しばらくして退席。
開演間際に座ったのは、男性。はて?

広上さんは、先週の「クラシックTV」(バーンスタイン特集)で、拝見したばかり。
生では、2017年の第42回九州公演以来である。
いつもなら目をつぶって聴くことの多い私だが、最後まで開けていた。
とにかく、指揮ぶりが、見ていて楽しい。

小林さんは、「題名のない音楽会」などでお馴染み。
幼馴染の反田さんと結婚したことも最近の話題。
バツイチの彼は、なかなかのやり手という印象だが、余計なお世話だよね。
アンコールは、前奏曲集から第4番。ホ短調つながりの選曲だろうか。

オケのアンコールは、昨年と同じく、G線上のアリア。

 
 
 
サザンホール ロビーコンサート  
1月29(日) 曇 11:00〜11:35 谷山サザンホール  

Nature BRASS(ナチュールブラス)
 梅森 真悟(トランペット)
 平原 律雄(ホルン)、
 林 真由佳(トロンボーン)
 山下 一矢(テューバ)
 
   
ガブリエリ 4声のカンツォン第2番
コレッリ トリオ・ソナタより
バッハ コラール Be glad my soulより
バッハ ゴルトベルク変奏曲より アリア
プーランク 金管三重奏曲 第3楽章
プッチーニ 歌劇「トゥーランドット」より 誰も寝てはならぬ
 
   
   
最後の演奏の前に、プッチーニについての解説があり、3月の鹿児島オペラ協会の「蝶々夫人」の宣伝も兼ねて、ホルンで「ある晴れた日に」を少し演奏された。

その途端、会場に陽の光が差し込み始めた。

「誰も寝てはならぬ」の演奏中は、ずっと眩しい光に包まれた。

 
 

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