守屋山

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1982(昭和57)年3月20日(土)。サークルの月例山行、4回目の参加である。

ちなみに、1回目は、西沢渓谷(笛吹川)へのハイキング、1981年7月5日(日)。
2回目は、源次郎沢(丹沢)の沢登り、1981年9月6日(日)。
3回目は、六つ石山(奥多摩)、1981年11月7日(土)。

転勤後、初めての山行である。勤務を終えて、後輩と身延線経由で茅野まで出向いて、ビジネスホテルに泊まる。

今回からニッカー。ベストは婚約者のお手製だが少々でかい。靴は前回からフジヤマ。ザックはまだ登山専用のものを持っていなかった。
 
身延線車内にて
 

東京からの4名は夜行日帰りとなり、杖突峠までのバスでは眠っていた。

晴れていれば、諏訪湖、八ガ岳、南アルプス、奥秩父、中央アルプス、北アルプスの展望がいいはずなのだが、あいにくの雨である。積雪は0〜10cm。

アカエ沢源頭〜東峰の稜線より
 

東峰、守屋山神社奥宮の石祠前
 

ポンチョを雨よけの屋根にして、昼食。

守屋山へ向かう。

守屋山への尾根道
 

守屋山(1650.3m)
 

往路を戻るのが一般的らしいのだが、計画通り、南東稜線を下る。(誰が計画担当だったかは覚えていない。)

途中で道を見失った。コンパスで確かめると、地図上のコースと進行方向が合っていなかった。赤ペンキに沿って下山して方角を誤った(と、当時は思った)。雨で視界がきかないので現在地を特定できず、皆真っ青になる。

とにかく、下ろう。いずれ、道路にぶつかるだろう。(危険な決断であった。)


 

 

人家が見えたときは、万歳
 

どのくらい歩いただろうか、道に出会い、しばらくして、家も見えた。助かった。

この日、向かいの八ガ岳では雪崩ありとニュースが報じていた。

20年以上もたってアップすることになり、ガイドブックや地図を読み直したのだが、どうやら片倉へ降りたようだ。

当時は、遭難(みたいなものだ)の反省会も開いていない。未熟者であった。

 
3月20日(土) 歩行:3時間位 休憩:1時間位
 茅野駅    
 守屋山登山口    
 アカエ沢源頭     時刻の記録は残っていない
 東峰    
 守屋山    
 片倉?    
 伊那北駅    

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