春の里山 (3/3)

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この小川も錦江湾へ注ぐ

 

竹の秋@林道沿い

 

すぐそばには放置ゴミ

 

4月15日(土)  雨後曇

雨も上がってきたので、14時、山へ向かう。ギンリョウソウはそろそろ首をあげようかというところ、サツマイナモリはだいぶ盛りをすぎており、エゴノキはまだ早い。

目的のタケノコは1週間遅れたかなというところ。ほとんど10cm以上顔を出していたが、50cmを超えているものはまだない。後、2週間は楽しめそうだが、今日行けただけでもよしとしなければ。12本でやめる。今年は猪は出ていない。

ウグイスの鳴き声の合間に、ウグイス嬢の音声が混じる。360度山の中なので、通常は人の気配はない。山を越えた所にもそんなに人家はないし、有権者も少ないと思われるのだが。市議選、今日が最終日。

4月16日(日)  晴

宅配便で送るものの荷造りを終え、手荷物のザックの詰め込みをやって、さて出かけるかとなって、鍵が見つからない。ポーチに入っていないのだ。ザックにもヤッケにもない。車にもない。

昨日のことを思い出してみる。鍵は持って出かけた。帰ってきたとき、ドアは開いていたので使っていない。

これだけ捜してもないのだから、昨日どこかで落としたということもありえる。ザックに入れていた登山靴を取り出して、デイパックにカメラと軍手とタオルを入れて山へ向かう。ちなみにカメラを入れたのは、昨日の補完撮影をするかもしれないから。

昨日写真を撮った場所を重点的に調べながら登っていく。ギンリョウソウ、わずかだが伸びている。途中では見つからず。小屋の中にも落ちていない。残りは、タケノコの写真を撮った場所、皮を 剥いた所だけ。

「あー、駄目か。」とつぶやく。今日中に電話して依頼しておかないと、明日は部屋に入れないかもなー、デスクのキーも家のキーもついているし、またまた物いりだなーとの思いがめぐる。

ふっと右下を見ると、キーホルダー。「ひゃー、助かった」

ザックの上蓋にカメラを入れていたからそれを取りだしたとき落ちたのだろう。

ほっとして、ついでに2本だけ掘って持ち帰る。鎌は持ってこなかったので、皮付きのままとなり、デイパックでは2本がせいぜい。(鍬は小屋におきっぱなしにしている。)

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