GWの蓼科山 (1/4)

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2000年4月30日(日)、夜行日帰りの単独行。今年初めての本格的登山。

急行アルプス81号(新宿駅、23時20分発)、4月28・29日と5月2・3日だけの臨時電車である。6両編成(指定席が2両、禁煙席が4両)で、乗車率は各号車、10〜30%くらい。GWとはいえ、土曜夜だからこんなものなのかな。

南小谷(みなみおたり)行き。白馬あたりまで行くのなら、ぐっすり眠るためにビールかお酒を飲むのだが、今回は2時46分には降車しなければならないので、そうもいかない。もっとも駅では買わなかったが、晩酌はビールと焼酎をしっかりとって出てきているのだ。

3時間強の間に、通算1時間半くらいは眠ったのではなかろうか。無事、寝過ごすこともなく、茅野(ちの)駅に降り立った。八が岳方面への拠点の一つである。ちなみに、茅野に降り立つのは4度目である。

降車客は、私一人。車内は寝ている人もいるし、目覚めている人もいた。ここで降りない人たちは、ほとんど北アルプスということになる。

バスは6時5分、3時間くらいの待ち時間になる。待合室はなんとなくまずそうだったので、向かいのビルへの連絡通路で仮眠をとることにした。薄手のシートを敷いて横になったのだが、少々寒く感じて、枕にしていたシュラーフカバーを開いてその中にもぐり込む。下はニッカーボッカーだけだが、上はTシャツ、長袖シャツ、セーター、ヤッケと十分着込んでいる。

寒さで全身が痙攣を起こして目覚める。4時半。足も縮めて冬眠のポーズで我慢していたが、30分が限界。この時期、駅などで仮眠をとる場合、まだシュラーフカバーだけでは厳しく、シュラーフも必要ということである。ズボン下(タイツ)を着用していればOKなのかもしれないが、歩き出すと暑いだろうしな。

5時起床、待合室に戻り、朝食。バナナ2本と紅茶。そうそう、昨夜弁当屋さんで朝食を買う予定だったのだが、保存料とか使っていないので2時間以内に食べてくださいというメッセージ。結局、買わなかったのだ。おかげで、昼食とおやつをシフトすることになる。

諏訪バス、乗客は私だけ。ビーナスライン、大門街道を通って白樺湖へ向かう。まだまだ桜が綺麗。梅も見かける。レンギョウやモクレンもある。

     鯉のぼり桜と梅も祝ひをり

東白樺湖下車。12年前のGWには対岸から蓼科山をバックに記念写真を撮っているはず。
 

白樺湖

20分の待ち時間。JRバスで蓼科牧場まで。こちらも私だけ。7時20分着。

白樺高原国際スキー場のリフトを使って、登りの時間を減らす作戦である。9時から動くと書いてある。(これは未調査だった。) 

リフトの終点まで標高差250mくらい、1時間弱で着けるが、体力に不安があるので、待つことにする。2回目の朝食にした。ジャムパンとチーズに水。

蓼科山
 

ゴンドラ
 

10分早く動かしてくれた。乗客は、私の他には、後のゴンドラの夫婦だけ。

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