割り込み歓迎、ありがとうございます。 Posted by BULGARI かしら on 1998/09/05 00:47:13:In Reply to: オペラの夜(by 村上春樹) Posted by インフィニティ on 1998/09/04 21:19:53: > 「BULGARIかしら」さん、私にレスを付けたのは、間違いじゃないですか。(笑) > だって私は、オペラを見たことがないのですよ。 > ヘンデルのメサイアを歌ったことはあっても。 インフィニティさんはもと合唱部でしたよね。 オペラは男性合唱が不足していますので、観るより先に舞台デビューなさったら? 綺麗な女性のお友達が沢山出来ますわよ! 出演するとなれば稽古で何度も音楽を聴けますし、その作品はあなたの血肉となって蓄積されることでしょう。是非お勧めします! 私が初めてオペラに出たのは「魔笛」でした。 もちろんその他大勢の「合唱」でしたが、世の中にこんなに楽しいことがあるのか!と感激したのを覚えています。 Keiさん。その他大勢のことを「合唱」というように、役がついて独りで歌う人を「ソリスト」といいます。 もちろんシンガーにはかわりないのですが。 夜の女王のアリアやパパゲーノとパパゲーナの二重唱を楽しそうに子供達が合唱するなんて、とっても素敵な家族ですね。 お父様も内心うれしく思っていらっしゃったと想像します。 魔法のフルートとフルーツを間違えた話には、「ナイスつっこみ!」とウケてしまいました! > 「オペラというものはよく考えてみれば、じつに変なものだ。 > あれくらい見事に十八世紀、十九世紀的で悠長で伝統的で非リアリスティックで非日常的な代物が、 > 短いサイクルで様々なスタイルが浮き沈みするこの忙しい時代になっても、どうして未だに人々の > 気持ちを引き付け続けるのだろう?」 > > と村上春樹は疑問を投げかけます。 > > > > 「僕らがオペラに惹かれる最大の理由は実に『無駄づかい』ではないかと思う。 > 時間の無駄づかい。 > 労力の無駄づかい。 > そして何よりも巨大な時代錯誤を可能とする『非日常性への埋没』という感性の無駄づかい。 > 僕らはきっと心の底でそういうものを希求しているのだ・・・」 そう言う意見ももっともだと思います。 しかし私は「オペラは総合芸術」だと思います。 音楽−−−アリア(歌)、オーケストラの演奏、音響効果 美術−−−舞台装置、衣装、照明 演劇−−−脚本、演技、バレエ 稚拙さゆえ大系づけて書けないのが歯がゆいですが、あらゆる芸術や文化の集大成だと思います。それら全てがハイレベルに達したとき、素晴らしい舞台となって我々を感動させてくれます。ものすごく贅沢な感動。 もちろんその作品を生んだ歴史を知るとさらに面白いですね。 例えば「魔笛」の「夜の女王」はフリーメイソンを弾圧するマリア・テレジアを表しているという説もあるとか・・・。 > 価値のない無駄づかいだけは上手で、良い意味での無駄づかいの出来ないこの国に、オペラ的な > ものが根づかない理由が分る気がします。 本当の意味で豊かな生活を送りたいものです。 価値のない無駄づかい・・・なんとかならんのか!と思いますよね。 > そのうちエスコートしてくださいね。(笑) ドンジョバンニ観てからね(笑) ではまた。 |