8年ぶりの黒部ダム  ( 8/9)

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何回もため息をつきながらも、なんとか越えました。後は、10〜20分で頂上です。

 一応のお約束、頂上での写真を近くの人にお願いして、しばらく休憩。晴れていれば、1時間はいるつもりでしたが、あいにくの雨。頂上のスナップや、展望を数枚撮って、早々に下山です。

 

 
またまた最大の難所が現れます。今度は「カニノヨコバイ」と呼ばれている下り専用のルートです。何カ所か、上り専用、下り専用のルートがあるほど、人気のコースなのです。それでも、渋滞するのですからね。お盆の頃は大変だろうなと思います。

さて、こちらはトラバースなのですが、その第1歩が2m位の身長がないと足が届かない所に着地点があります。運を両手に任せて、ずるずるとすべります。(左足を先におろすとこうなります。右足から先におろせば、途中にスタンスがあるのだそうです。最近読みました。恥ずかしい限りです。)

ふーっです。後は、長いはしごを下れば、なんてことないルートです。

まぁ、とは言っても、タテバイ・ヨコバイでは、タテバイを見上げる写真を1枚しか撮っていないことを考えれば、その余裕のなさがおわかりになると思います。

この日は、1句しか作れなかったことでもわかりますね。登山と撮影で精一杯でした。

    オフ会や雨のクサリ場動きなし

 

 

雪渓を何回かトラバースして、小屋に戻りついたのは12時。結局、昼の弁当は小屋でお酒(これも500円)と一緒に食べることになりました。

弁当の中身ですか?
梅干し入りの海苔巻きおむすびが2個。小さい塩鮭、うぐいす豆、ゼンマイ(かな)。これで1000円は、いかにも高いですが、仕方ありません。

何もかも濡れていたので、乾燥室(6畳くらいの板敷きの部屋にストーブ)に、雨具、セーター、キャップ、靴下などを干す。結局午後7時までぶら下げていましたが、干し物が多くて乾かなかったものもありました。

ズボン(ニッカーボッカー)とTシャツは、ふとんにくるまって、着干しです。このとき、続きの文庫本を読んだわけです。今日(日曜日)は、昨日とは別の部屋を割り当てられました。定員28人の部屋でしたが、15名は入ったでしょうか。定員というのは1畳に2人でカウントしますから、今回は1畳に1人で普通の感覚なら満員ですね。

同室の人に聞いたのですが、盛夏の西穂山荘で、1畳に6人というのを経験したそうです。さすがに横になるのは無理で、膝小僧を抱えて目をつぶっていただけだったそうです。

ずーっと、雨。明日は、立山3山を縦走して、一の越から室堂に下る予定ですが、どうなりますことやら。

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