10月23日(土) 晴のち曇 「釣り日誌 第11話(その1)」 4時起床。ビデオ見ながらインターネット。
7時、出発。 15時頃。ひとまず、今日の観光は終わりにして、釣具店へ情報収集に行く。近くの波止場でシイラが釣れている、小学生も釣ったと聞いて、急遽ルアーを買い、向かう。 30人はいたろうか、皆、強風(北風)に立ち向かっている。午前中はあんなに穏やかだったのに、いつのまにこんな風が吹き出したのだろうか。 高く投げたら押し戻される。1回は、波止場まで戻ってきて、歩いている人にぶつかるのではないかと肝を冷やす場面もあった。ルアー竿ではないし(4メートル強の投げ竿)、経験の足りない私では事故起こすかもしれんなと考え、中止。それでも、30回は投げたろうか。 1回だけ、私のルアーの近くを5・6尾のシイラが泳いでいくのが見えたのだが、かみついてくれず。後で師匠に聞くと、今日釣れていた人たちは黄色や赤色のものだった、青色(私)や緑色(師匠)は駄目だったのだろうと。 師匠がシイラ釣りをあきらめるまで、反対側(風下)の湾内なら、カマスが釣れるかもしれないということなので、何回か投げて過ごす。結局、引くのをちょいとさぼったために、根がかりしてしまい、1時間しか手元にいないルアーとなってしまった。700円也。 とにかく、ここはすごい所だ。波止場から、1mを超すシイラがどんどん釣れるのだから。ただし、船釣りでも、この時期1ヶ月限定らしいが。 釣具店で、風の弱そうな所を紹介してもらい、北上。小さい湾ではあるが、風は相変わらず。先客は4人位。堤防の先端が空いていたので、そこに陣取り、オキアミをつけて投げる。釣具店の主人によれば、マダイが釣れるかもしれないとのことだった。風に負けまいと勢いあまって投げ、防波堤を越えて落ちそうになり、右腕をこすってしまった。まだまだ未熟者である。 地元のおじいさんが寄って来て、そこは危ないからやめろとおっしゃる。素直に従うことにした。とにかく、風の強さは半端ではない。奥のほうに引っ込むと風も弱い。ただし、上に電線があり、オーバー・スローは、からまる恐れがあるので、サイド・スローで軽く投げる。 18時頃日没で、エンド。釣果は、キンギョ1尾。師匠は、ヘチ釣りをやって、小さいアラカブ1尾にキンギョ数尾。全て、リリース。1人だけコマセをまめに撒いている人がいて、型のいいグレ(メジナ)を2回ほど釣り上げていた。 ヘッドライトを点灯して、民宿に向かったわけだが、アホなことにそこの名前、カタカナで、かつ長かったことは覚えていたのだが、場所も電話番号もメモっていなかった。案内所で見せてもらった地図を思い浮かべ、このへんだったよなーと、うろうろ捜し回る。 近くにいたおじさんに「このへんに民宿ありましたよね」と聞いたら、「hitさんですね」という嘘みたいな本当の話。 海の幸づくしの夕食をビール1本だけつけて頂く。20時には、眠りに就き翌朝6時まで目覚めず。よっぽど疲れていたとみえる。ちなみに、師匠は日本シリーズ、サイコメトラーEIJI2を見て寝たそうだ。 10月24日(日) 晴のち快晴 「釣り日誌 第11話(その2)」 7時半、出発。前日撮り残した風景を撮影して、次の目的地へ。 オキアミだけでは寂しいということで、イワムシを購入するために餌屋を捜す。そこの目の前の漁港の波止場で竿を出す。私はウキ釣り、師匠はヘチ釣り。 風は相変わらず強い。波しぶきを時々浴びるも、日差しは強い。波面はギラギラでウキを見つめるのも苦労する。 今回も私は、キンギョ。師匠は、ベラにキンギョ。リリース。1時間ほどで潔くあきらめて、観光に戻る。
北上。塩俵の断崖(玄武岩の柱状節理)、最北端の大碆鼻灯台。断崖の下では磯釣師数名。 19時帰宅。軽い食事をとり、入浴、洗濯。NHK教育で美術・音楽を鑑賞しつつ、月見酒をやりながら、SAWAさんにレス書いて、就寝。 |